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プロローグ？ ページ1
幼馴染みの二人とは、何だか住む次元が、変わってしまいました。
小さくて可愛かった勝利くんは、何だかツンツンしてしまい、あ、でも。
相変わらず格好いい顔してますよ？
やんちゃな大毅くんは、……今もやんちゃです。
それに、5歳の時と年齢変わっていなさそうなくらい、悪戯好きで、時にシャイで、相変わらずの可愛い顔です。
が、そんな二人とかけ離れた私。
あ、須方(すがた)です。
相変わらず地味ですよ。
眼鏡無いと前も後ろも、左も右も見えません。
最近は二人とあまり話さなくなってしまいました。
そりゃぁ、住む次元が違いすぎますもんね。
｢青春………、いくら研究しても、私には辿り着くことができないワードです。｣
高校生活は、やっぱり勉強だけで終わりそうです。
分かってたことだけど。
高校生の皆さん、私、絶望的な高校生の枠から抜けられるんでしょうかね？
無理ですよね………。
｢そんなの俺がさせないし？｣
｢え。嫌やわ！お前なんかにやらへんし？！｣
｢どうせシャイ発生して、黙っちゃうんじゃないの？？｣
｢ｯ…………んぅ…。せぇへんし……。｣
｢ふふっ｣
多分、これから始まる話は、私の人生最大のモテ期、だと思います！！！
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