◆24 ページ26
〜htside〜
ht「その、優大君？今ゾム…あぁ、うちの幹部と居るって。」
『あ、なら、よかったです…その、ありがとうございます』
ht「うん、構わないよ。
…ところで、何でそんなびしょぬれなの？」
「「ｷﾞｸｩ」」
『あー…えっと、
…じ、自爆なんです…』
「え」
「は」
さっきから気になっていた。
黒猫を抱えたまま、背中を中心にびしょぬれになっているこの子。
名前は確か、『御神楽A』。
理由を聞こうとしたが、自爆？
この狂犬二人の所為かと思っていたのだが…でも反応したということはこの二人もかかわっているのは確かだろう。
ht「自爆っていったい何したの…？とりあえず、風邪ひいたら大変だからタオル取りに行こう。あと着替えも。
そこで逃げようとしている狂犬二人、お前らもついてこい」
「「ﾋｪ」」
逃げようとしていた二人の首根っこを捕まえてAくんを乾燥室に連れていく。
どこに連れていくか迷ったが、まぁそこなら色々そろってるだろうし。
乾燥室に歩いていくうちにゾムからインカムで連絡がきた。
内容がまあなんとAくんを探していると。
ht「あー…ゾム？Aくんなら一緒にいるよ。どうしたの？」
zm〈あ、おるん？ならよかったわ、今そいつの友人？とおるんやけど探してるっぽくて。〉
ht「あ、そうなんだ！じゃあその子をちょっと守っといてあげてくれないかな？今A君びしょぬりで、着替えさせたいから。」
zm〈びしょぬれ…？まぁ、ええわ、じゃあな〜)
そういうとぶつん、と通信が切れる。大丈夫かな…
『あ、あの…？どうかしました？』
ht「！いや、優大君も君のこと探してたっぽくて。お互いがお互いを信頼してるみたいでいいね。」
そう言って背の低い彼(？)の頭をなでると周りに花が飛びそうな雰囲気を漂わせた。
かわいいなぁ…顔見えないけど
そうしていくうちに乾燥室の扉が見えてくる。
中に入ってそこらにあった小さめの衣服とタオルをAくんに渡して着替えてきて、という。
こくん、とうなずいたAくんは更衣室に入っていく。
その間に冷えてしまった体を温める用に紅茶を入れる。
狂犬二人は…どうしようか。
そう考えていると黒猫が足元にやってきた。
この黒猫…Aくんがずっと抱えてた子？てかなんで黒猫…？
そう思って手を伸ばすがなぜか逃げて行ってしまう。
動物には好かれる体質なほうだと思ってたんだけどな…なんか自惚れみたいだな
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ふゆ(プロフ) - 黒胡椒さん» わ、ありがとうございます…！励み、、（ 1パターン目ですね、答えていただきありがとうございます！ (2020年3月28日 17時) (
レス) id: de0a0373d0 (このIDを非表示/違反報告)
黒胡椒(プロフ) - 面白いです!!個人的には1パターン目がいいですね,,,!!更新応援してます! (2020年3月28日 16時) (レス) id: e2f590a1cb (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - 阿月さん» 名前は違いますが作者のふゆです。コメントありがとうございます！励みになります〜。ありがとうございます！ (2020年3月5日 18時) (レス) id: 858145d989 (このIDを非表示/違反報告)
阿月 - 生徒会長の妹から飛んできました阿月ですう。も〜、好きです＾ら＾頑張ってください！！！！！応援してます＾ら＾ (2020年2月23日 22時) (レス) id: b76d909f9d (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - 焔花さん» 男主の小説初めて読んで気に入っていただいたなんてすごく嬉しいです！！これからも頑張りますのでまた読みに来てください〜！ (2020年2月1日 20時) (レス) id: de0a0373d0 (このIDを非表示/違反報告)
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