◇◇１９ ページ31
コネシマの分の手紙もあずかって、Aは親の車に乗り込む。
最後まで顔を窓から出して手を振っていた。
それが今まで見たことのないような笑顔で
それで気が付いた。
Aに、対する感情。
別れて、Aがいなくなって、つまらない日常。
今頃気が付いた。
(―俺は、Aのこと、ずっと好きやってん――)
―――(zm視点で現代に戻ります)
zm「色々あったんやで、急にいなくなるなや、心配するやろ。」
『…』
ぼろぼろと零れる涙。
その綺麗な涙に触れてみる。
あたたかくて、綺麗な涙。
決して汚れることはないんだろうな。
『ご、ごめっ…ぼ、くも…忘れたわけじゃ…ないっ、の、に…』
zm「…
ええよ、ちゃんと、前みたいに接してな。」
『…お互い様、だよ、ばーか…』
Aがうつむいたまま俺の胸を叩く。
ずっと待ってた。
でも、もう待つんじゃなくて。
zm「…A」
顔を上げたAの頬にそっと手を当てる。
zm「迎えにきたで。
A」
『…っ…！
ありがとう』
名前を呼べば精一杯の笑顔で微笑んでくれる。
久しぶりに見た、Aの顔。
ずっと求めてた。
こんな再開の仕方するなんて、思ってもいなかったけど、
zm「(好きやで、A。もう絶対、離れたりせぇへん)」
ぎゅ、とAを抱き締める。
日が昇り始めた朝6時。
泣き続けるAを抱き締めて、俺はそう、心の中で誓った。
―――おまけ―――※視点無し
zm「そういえばパソコン、何で開いちゃダメなん？」
『あー…ちょっと色々、ね？ごめん、気にしないで…」
zm「…まぁAが話したくないんならええけど」
『えっそんなしょげないで！？ごめんって、いつか話すから…！』
そう言ってAがゾムを宥めていると、騒動に気が付いて起きて来たのかショッピが扉を開く。
syp「なんでいるんすかゾムさん…？」
今までにないようなガチトーンのショッピにその場にいた二人は数秒間固まってしまいましたとさ(？？？)
―――
ラスト何のために描いたか分かりませんね…すみません。
そして過去編も長引いてしまって申し訳ない…
次回はきっと大先生とロボロとシャオロンを出します。少々お待ちを…←
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かれーるぅ。 - 去られてしまうのですか？！！？(((あ、初コメ失礼いたしますぅ。 pixivは見れないので、少々残念です...💦 (9月2日 8時) (
レス) @page40 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - 刹那さん» コメントありがとうございます、pixivのほうですが、これから製作にかかるため、この小説の最後でも書いた新しい小説の最後に名前を公表させていただく形になります。もしよければそれまでおまちいただけると嬉しい限りです… (2020年5月24日 13時) (レス) id: a45754c4c6 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - 天紫煙。さん» コメントありがとうございます、そういっていただけるととてもうれしいです…やはりここを去るのは名残惜しいですね、、pixivの方ではこれから作成させていただきますので、新しい小説が終わるころに名前を公表させていただきますのでそちらをぜひ…… (2020年5月24日 13時) (レス) id: a45754c4c6 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 初コメ失礼します。把握です。見つかるかは、不安ですがPixivの方で探させていただきます。名前は、「ふゆ」のままなのでしょうか？良ければ、名前を教えていただけると嬉しいです。 (2020年5月24日 0時) (レス) id: 2bdead42a9 (このIDを非表示/違反報告)
天紫煙。(プロフ) - 初コメ失礼致します。把握です、今まで素敵な小説を本当にありがとうございました…！！とても面白かったです。受験で忙しい中、本当に本当にお疲れ様でした。pixivの方で探させて頂きますね…！ (2020年5月24日 0時) (レス) id: 16267e61bb (このIDを非表示/違反報告)
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