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150. 高級エステ ページ50
エステなんてすごい久しぶり…
正確には、こんな高級エステは生まれて初めて
施術後に渡されたハーブティーもすごく美味しくて、しばらくガウンのままぼんやりと高層階からの景色を眺める
こんなに贅沢していいのかな…
キュヒョンはやっぱりアイドルだから、エステは受け慣れてるんだろうなぁ…
「お連れ様はフェイシャルコースでしたので、50分ほど前にお部屋へ戻られました。それでは、ごゆっくりお過ごしくださいませ」
エステティシャンの女性が個室から出て行くと、私は時計を見た
コース時間の差は30分だったはずだけど、ついのんびりしてしまったらしい
キュヒョン、部屋で待っててくれてるんだ
そう思うと急いで戻らなきゃという焦りとともに、幸せな感情が胸に膨らんでくる
ツアーで会えなくなる前に、今日と明日は二人の時間をたくさん過ごそう
そうだ…部屋に戻ったら飲み直そうって約束してたんだっけ
私は少し急ぎながらも、化粧をすることを忘れない自分に思わず頬を緩めた
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作者名：Aoi Sakura
| 作成日時：2017年4月17日 8時
