my neighbor FROM...ーKyuhyun 3 (ページ46)

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146.別室でページ46

冷蔵庫から水のペットボトルを取り出すと、一気に流し込む

そのおかげか全身が心地よく冷やされて、思考回路も落ち着いてくる

危うくキュヒョンの仕事を忘れるところだった

彼は、一流芸能人

ヘアメイクさんには毎日お世話になるし、可愛いアイドルの女の子と歌うし、キレイな女優さんとキスだってするかもしれない

でもそれは全部お仕事で、私たちに夢やエンターテイメントを届けるため

そんな彼がちょっとヘアメイクさんと仲良くしていたからって、ヤキモチ焼くなんて大人気ないし、そんな恋人は面倒臭いだけだよね

ベッドルームの窓からは、リビングと同じように美しい景色が広がっている

手の届きそうなところに東京タワーが見えて、さらに少し遠くにはスカイツリーも見えた

きっと夜景もキレイだろう

こんな素敵なお部屋で、大好きなキュヒョンと二泊できることを幸せに思わなくちゃ

不安なんてこれっぽっちも感じることはない

私たちのデートは、これからなんだから

コンコンー

「Aさん、終わりましたのでこれで失礼いたします」

「あ、はい！」

「そのままで結構ですよ、お休みのところ部屋をお借りしてすみませんでした」

「いえ…はい」

マネージャーさんがドア越しに礼儀正しく挨拶してくれて、私は見えてもいないのに思わずお辞儀をした

仕事、終わったんだ

時計を見るときっかり30分が経ったところだった