my neighbor FROM...ーKyuhyun 3 (ページ27)

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127. 初めてのお休みページ27

「では、自分は先にツアーの打ち合わせに参加しますので」

「うん、明後日の夜から合流するから」

まるで我が家のようにくつろいだ様子で、キュヒョンがマネージャーさんにひらひらと手を振る

ほんの少し眉をしかめて、

「ハメ、外しすぎないように」

と言うと、彼はお母さんに深々と頭を下げ、家を出て行った

「さ！どこ行こうか」

テーブルにグルメ雑誌を広げて、キュヒョンは楽しそうに眺めている

時折ページをめくるその美しい指先をマジマジと見つめていると、ますます夢を見ている気持ちになる

キュヒョンと一緒に過ごす、初めてのお休み

やりたいことはたくさんある

でも、やっぱり…

「映画、見ない？それからカフェでお茶して、レストランでディナーはどうかな」

「えっ？そんな、普通の…」

「普通のこと、まだしたことないでしょ？」

「…確かに」

そう言った彼の口角は、キュッと上がっていた

楽しそうなキュヒョンの顔を見て、私も幸せな気持ちが胸に広がる

テーブルに広げた雑誌を、パタンと閉じた

そして、私たちの会話は分からないから、テレビを見ながらミカンを食べていたお母さんのほうへいきなり向き直る

「お母さん、娘さんとデートさせてください」

え、それ、日本語……！