my neighbor FROM...ーKyuhyun 3 (ページ16)

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116. 返信ページ16

「お母さん、今日…やっぱり泊まってもいい？」

「えっ？何？予定無くなったの？」

台所から、明らかに嬉しそうなお母さんの声

私は何でもないことのように返事をした

「もちろん大丈夫よ、一応あんたの布団も干しておいたし、夕飯もあるから」

「ん…ありがとう」

いい歳して、お母さんに対してなかなか素直になれない

でも嬉しそうに夕飯の支度を始めた後ろ姿を見て、私も嬉しくなった

その気持ちのまま、キュヒョンにメールを打つ

“仕事はどう？今夜は実家に泊まるから大丈夫だよ、無理しないでね。”

彼のことだからきっと、私との約束を守れなかったことに心を痛めているに違いない

私もずっと楽しみにしていたから、突然会えないと知って辛いけど…

ものすごく、辛いけど

久しぶりに実家に帰ってきて、お母さんとゆっくり話す時間もいいかなって、そんな風に自分の中で納得できたから

コタツに入ってミカンを食べながら、ぼんやりとスマホの画面を見つめる

今日はどんな仕事なんだろう

今頃は、何してるんだろう

きっといつも通り、すごく…すごく、かっこいいんだろうなぁ……

「…A、どうしたの、ボーッとして」

「えっ！」

「小豆が切れてたからスーパー行くって、何度も言ってるのに返事がないから……考え事？」

「ごめん…あ、私も一緒に行く！」

そう、考え事だよ…それも、とびっきりのやつ