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048. コマウォ ページ48

カフェに戻って受け取った代金をレジにしまっていると、すぐに私の異変を察したハヌルが来てくれた


「A…!」

「あ、戻りました…」

「まだ治ってなかったんじゃないか。そんな体で無理して…やっぱり僕が行けば良かった」


彼は眉を下げて悲しい顔をすると、私の肩を抱いて体を支えてくれた


「君の部屋まで送って行くよ。すぐに帰る支度をして」

「え、でも…お店、あけるわけには…」

「少しくらい大丈夫だから」


珍しく強い口調で話すハヌルに甘えて、私はアパートまでバイクで送ってもらうことにした

こんな体調で無理して仕事に出て、いろんな人に迷惑や心配をかけて…情けない

バイクの後ろに乗り、ハヌルの腰につかまる


「ハヌル、ごめんなさい…」

「謝らないでいいよ、僕はAが心配なだけだから」


ヘルメットをして振り返った彼は、優しい瞳で私を見つめる

彼の腰に浅く遠慮がちにつかまっていた手を、そっと伸ばした

ハヌルと一緒にいると、どうしてこんなに安心できるんだろう


「しっかりつかまってて」

「うん…」


私は彼の腰にしっかりと腕を回して、重たい頭を彼の大きな背中に預ける


「ハヌル…コマウォ」

「いつでも、僕を頼ってくれていいんだよ」

「うん…」


たぶんいつもより安全運転で、ハヌルは私の体に負担がかからないようにしてくれている

彼は控えめな音量で言った


「Aは、僕が守るから」

049. 高熱→←047. グラッ


ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

ラッキーシチュエーション

ウニョクと、ピクニックデート


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設定タグ:SuperJunior , Kyuhyun , キュヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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Aoi Sakura(プロフ) - リリさん» 嬉しいです!!コメントいただけると、頑張ろうって気持ちになります(*^ω^*)好きで書いているだけなのに、読んでくださってこちらこそ感謝です( ; ; ) (2016年11月2日 8時) (レス) id: b33f0b2f26 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - はじめまして!とても面白くて更新されるたびドキドキしながら見てます^ ^更新頑張ってください! (2016年11月2日 2時) (レス) id: 0e61babc2b (このIDを非表示/違反報告)
Aoi Sakura(プロフ) - yumikaさん» コメントありがとうございます!嬉しいです*\(^o^)/*毎日更新できるように頑張ります(*^^*) (2016年11月1日 17時) (レス) id: b33f0b2f26 (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - 初めまして…これまでの作品も楽しく読ませていただいています!!これからの展開がとても気になります!楽しみに待ってますね! (2016年11月1日 15時) (レス) id: 4bf2dc240e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Aoi Sakura | 作成日時:2016年7月2日 1時

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