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｢あの...おはようございます｣
リビングに行ってみると、オッパはコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。
『おはよう二日酔いとかない？』
｢はい、大丈夫です｣
『まぁ、とりあえずここ、座りなよ。コーヒーでいいかな？』
そう言いながらオッパの隣をポンポンと叩いて私を催促する。
言われた通りその場に座るとオッパと目が合いニコッと微笑まれた。
先輩と後輩の関係の私達がこんな状況になっていることに本当ならもう少し焦らないといけないのに私はやけに冷静だった。
コトン
『はい、コーヒー』
｢ありがとうございます｣
私の隣に座り直したオッパは、真剣な顔つきになり、でもどこか悲しげな表情を浮かべながら昨日のことを話始めた。
＞＞＞＞＞
私とホソクオッパは昨日やはり身体の関係を持ってしまったらしい。
....そして、行為が終わったあとオッパはこう言った。
『順番、逆になっちゃったけど、僕さ、A ちゃんが好きなんだよね。付き合って...くれないかな？』
この話を今、オッパから聞いたとき私は思わずえっ？と声を出してしまった。
オッパが私を好き？
｢私もっ！！！！ホソクオッパがずっと好きでしたっ...今も、好きです、すごくっ..！！｣
今の私には、こう返すのが限界だった。
すると、オッパは目を見開き、その後今までに見たことのないくらいの全開の笑顔を見せてくれた。
『はあーーーーっ！！！よかった！！！！もしこれで、嫌いとか言われたら僕どうしようかと思った！』
そう言いながらガッツポーズをしたり飛び跳ねて喜ぶオッパをみると、どっちが歳上なのか分からなかった。
『じゃあ、改めて....僕と、付き合ってくれませんか？』
｢はいっ｣
こうしてわたし達は先輩後輩の関係から
彼氏彼女の関係になった。
______この時引き返していれば
______私のコーヒーの砂糖とミルクの割合を知っていたオッパを少しでも疑っていれば
きっとそんなこと思っても、もしかしたら結末は変わらないのかもしれない。
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有栖宮 - 失礼します。実在するグループ名や人の名前があるので、オリフラは外してください。棲み分けお願いします。 (2016年1月31日 19時) (
レス) id: b1380d2d80 (このIDを非表示/違反報告)
アゼイリャ･アルケミー(プロフ) - すいませんオリジナルフラグ外してください。お願いします (2016年1月29日 19時) (レス) id: c5dad7710c (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 怖い…怖すぎて、もう、この先読めない…そう思っていたのに、10分で、一気読みさせられてた…←読者の吸い込み方？お上手！！この先も、気になるお…怖いけど、ファイティン！ (2016年1月29日 18時) (レス) id: 5de996a688 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ | 作成日時：2015年6月23日 23時
