片思いの重さ‐ウネって言われて照れてるのは僕だけ？‐ (ページ28)

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カップル成立　－ドンへside－ページ28

ヒョクガ退院して、すぐに宿舎に戻った。リビングにヒョン達を集めて、ただ一言話があるってだけ言っておいた。

暫くして、ヒョクが部屋から出てきたところを確保してヒョン達の前に連れてった。

「ヒョン達に報告します！僕たちカップルになりました！わーいわーい！」

はしゃぐ僕を一人取り残して、ヒョン達が散っていく。

「ちょっ！何で！まってまっ(ｒｙ」

「そんな悪ふざけたくらんでる暇あったら、ダンスの練習でもしろ。」

冷たく言うヒチョルヒョン。

「ドッキリカメラとか？いまどき古いよー。」

あひゃひゃひゃって笑って部屋を出ようとするトゥギヒョン。

「タンコマに餌・・・。」

亀のことしか考えてないイェソンヒョン・・・。

「ちょっ！違うって！ガチなんだって！ほらっ。」

僕のほらっに皆が振り向く。そのすきに、ヒョクの唇に僕の唇を落とす。

深く深く。だんだん激しくなっていくリップ音。唖然としてるメンバーに、ただただキスに答えてくれるヒョク。

何これ・・・物凄く興奮するんですけど・・・。見物プレイてきな・・・？

下腹が膨らみかけてるときに、頭に鈍い衝撃が走る。

「・・・いっ、たぁああ。」

しゃがみ込んで頭を抱えると、背中を蹴られる。

「・・・っぐ！ちょ、ちょっと！さっきから何なのさ！」

後ろを振り返ると、鬼の形相のヒチョルヒョンがいた。

「お前、どうゆー事か分かってんの？」

静かに低く言うヒョンは、怒りを一生懸命抑えていて・・・拳が震えている。

「どうゆー事って・・・めでたi(ｒｙ」

「馬鹿かおめーは！恋愛なんてアイドル業界ではご法度なんだよ！」

しかも男同士！それにメンバー内だぞ？！って、食ってかかってくるヒチョルヒョン・・・。

「で、でも・・・。」

「でも何だ？何か口答えする権利でもあると思ってんのか？」

答えろよ！って椅子を蹴り飛ばすヒョン。僕・・・泣く寸前まで行っております・・・。

「ヒチョル・・・言い過ぎ＋やりすぎだ。」

トゥギヒョンが制止しようとしてくれるけど・・・

「うっせえな爺！年よりは黙ってｒ(ｒｙ」

無下にされて終わった・・・。最早僕たちの念願のカップルはこの人に壊されてしまうのでしょうか・・・。

怖いよ・・・怖いよ・・・・。スキ同士なら問題なんてないって思ってたけど、実際そう上手くはいかないもので。