片思いの重さ‐ウネって言われて照れてるのは僕だけ？‐

マンネの思い　-ウニョクside- ページ13

昨日の夜、キュヒョンが部屋にノックもせずに入ってきた。

「ヒョク。喧嘩したんですね。」

入ってきてそうそうかました言葉がこれ。内心、今はそんな話題出すなよって思ってた。

「それがー？＾＾」

キュヒョナには関係ないでしょー？って笑って反論すると、怖い形相に一変するキュヒョナ。

「今日だけ、いや今だけ生意気なこと言ってもいいですか？」

今だけって・・・常に生意気だろって思いつつも

「あ、うあ、うん。」

☠ ここからはウニョクはウ、キュヒョンはキで示させていただきます。

キ「僕、ドンへヒョンにも言ったんですけど、ヒョンたちにはいつも笑っててほしいんです。」

ウ(キュヒョナ・・・。)

キ「耳障りな笑い声でも、たとえゲームの邪魔になるような笑い声でも、笑っててほしい。」

ウ(キュヒョナ・・・イラッ)

キ「僕は、後から入ってきたメンバーだしダンスや歌声もヒョンたちには劣ると思います。」

ウ(キュヒョナ・・・涙)

キ「僕にとって、ヒョンたちにとってもこのグループが、家族なのは皆同じだと思います。」

ウ「そりゃぁ、もちろん。」

キ「なら・・・ならなんでっ。」

キュヒョナのさっきまでの勢いがうしなわれた。

ウ「キュ・・・ヒョナ？」

名前を呼んでも、キュヒョンは下を向いて唇をかみしめているだけだった。

キュヒョンは、何を言い出せないでいるのだろうか・・・。

なんてこと　-キュヒョンside-→←・・・。　-ドンへside-

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