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感情が3個 ページ5

『』=夢主
「」=その他キャラ



『草薙さん。どうしたの?』



またにこ、と微笑んで見せた。



確か草薙さんは人見知りなんだっけ、



「ぁ、その……、」



「少し…だけ悲しそうだった……ので、大丈夫……かなって、」



…私、悲しそうにしたっけ、



そんなことを考えながらも草薙さんに向けてこう言う



『草薙さん、心配してくれてありがとう、』



『でも、大丈夫だよ。』



そう言うと草薙さんはほっとしたような表情を見せる。



……草薙さんは優しいんだな。



「あの、」



『どうしたの、?』



「草薙じゃなくて……寧々が…いい、」



…そんなことか、



『ふふ、いいよ、寧々ちゃん、』



「……!ありがと…」



頬をほんのり色付ける。



やっぱり人見知りなんだなぁ、



『あ、そろそろHR始まるし席、着こうか。』



と寧々ちゃんに言うと小さく頷いて自身の席へと向かっていった。



私も、自分の席について先生が来るのを待つ。



少しばかり待つと、先生が入ってきて、HRが始まった。



その後の3時限は、色んな先生から手伝いを頼まれたり、



指名されたりした。その後の感想は必ず



「流石優等生、」



だった。その言葉を今日は普段より多く言われた。



私はその一言が大嫌いだ。



聞く度に頭が痛くなる。



4時限目は体育だったから着替えて私はグラウンドへ向かった。



体育でペアを決めるシーンがあった。



あえて私は1人になってしまう子が出ないように、待機した。



一人の子が出ると同時に、私はその子とペアを組む。



また、先生はこう言った。



「流石優等生だな。」



……頭が痛い。



なんだか…心臓あたりがチクチクする。



その時、自分でもわかった。



顔が青ざめ始めてることに。



優等生という言葉を聞いてから数秒後、私は倒れてしまった。



私は、目を覚ました。



ここはきっと保健室だろう。



…そういえば、倒れてからどのくらい経ったのだろう。



気になった私は時計を見た。



16時。6時限目は終わったところだろうか。



……かなりの時間、眠っていたみたい



少し待っていると、保健室のドアが開く音がした。



先生だろうか、分からない。



「……!目を覚ましたのか、!」



先生だと思っていたのは同クラスの冬弥くんだった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



今回はここまでです!



次回も楽しみにしていてください!

感情が4個→←感情が2個



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作品ジャンル:恋愛
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あーる(プロフ) - なにか間違いが御座いましたらご報告お願い致します、! (2022年11月23日 14時) (レス) @page1 id: b0521f4b27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あーる | 作成日時:2022年11月23日 12時

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