1-6 ページ8
記号
柊「お〜!走ってる走ってる。もう2〜3個爆破させないと緊張感出ないかな〜とか思ってたけど結構みんな必死に逃げてくれてるね。」
柊先生が窓の外に気を取られている隙にみんなはケータイで助けを呼ぼうとした。
柊「はいケータイストップ!」
柊「これからみんなの携帯電話とかばんを回収するから。もし余計なことをしたら...。」
そう言いながら柊先生は未だにケータイを触っている西崎くんのもとに向かう。
柊「バ〜ン!」
西崎「うおっ!」
柊「それが嫌ならこん中に全部入れろ。」
みんなは仕方なく袋の中に自分の私物を入れていく。
柊「はい素直でよろしい。」
柊「光永。」
光永「あっ?」
柊「2台目も。」
光永「ハッ...バレて〜ら。」
柊「はいケータイ。」
隼人くんと光多くんの列に差し掛かった時光多くんが机を叩き立ち上がった。
甲斐「おい。」
柊先生は光多くんを押し退け無理矢理座らせた。
柊「はい。」
隼人くんと光多くんは黙って自分たちのケータイを袋に入れた。
柊「はいケータイかばん...そして...これも没収だ。」
普段逢沢くんが使っているビデオカメラまでもを袋に入れる柊先生。
柊「はい〜...最後。」
さくら「何でこんなこと?一体何が目的なんですか?」
柊「気になるよな〜よいしょ。」
みんなのかばんでいっぱいになった袋を教壇前に置き柊先生は教卓の前に立つ。
柊「君たちが人質になったのには理由がある。」
そこでチャイムが鳴った。
柊「はい起立!」
柊「起立だよ はい き り つ!」
しかし誰も立とうとはしなかった。
そんな中柊先生は左の袖を捲り例のリモコンを見せてきた。
いち早くその意図に気付いた瀬尾くんが立ち上がりそれに続きみんなも席を立ち始める。
柊「これから俺の授業を始める礼。」
数人しか頭を下げておらず柊先生はまたも腕のリモコンを見せた。
柊「これから俺の授業を始める礼。」
みんながやっと渋々頭を下げる。
柊「着席。」
記号
673人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結愛(プロフ) - 夕稀さん» 夕稀さん。コメントありがとうございます!ぜひ作らせていただきます!これからもよろしくお願いします! (2021年4月3日 15時) (レス) id: 7260d12f56 (このIDを非表示/違反報告)
夕稀(プロフ) - 夏休みに諏訪軍団でみんなで遊びに行く話が読みたいです! (2021年3月24日 20時) (レス) id: 60831dcc60 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 美紀さん» 美紀さん。コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年4月19日 8時) (レス) id: 12a1addc7d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 甲斐隼人君と翔君と蓮君と海斗君と賢君大好きなのでドラマ終わったからロスです最高です (2019年4月18日 21時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - senaさん» コメントありがとうございます!放課後デート!ぜひ作らせていただきたいです!これからもよろしくお願いします! (2019年4月18日 20時) (レス) id: 12a1addc7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:結愛 | 作成日時:2019年2月20日 18時