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記号
何だか茅野さんのペースに置いて行かれた私と真壁くん。
『不思議な子だね。』
真壁〔何だよ澪奈様って〕
『でも嫌いじゃないな私。』
真壁〔俺も...〕
真壁〔フフっ〕
先程とは違って随分と穏やかな顔をした真壁くんがそこにいた。
『さっきはごめんね。デリカシーのないこと言っちゃって。』
真壁〔あっいや...
『でもホントにね...真壁くんには澪奈の側にいてもらいたいんだ。』
真壁〔俺が...？〕
『うん。さっき茅野さんが言ってた通り真壁くんの知識や経験っていうのもそうなんだけど...。』
『どうしても真壁くんじゃなきゃダメなんだ。』
当の本人は訳が分からないという顔をしている。
『真壁くんにしかできないことがあるんだよ...きっと。』
真壁〔どういうこと？〕
『それは私の口からは言えないよ。まぁそうことだから...澪奈のことよろしくね真壁くん。』
真壁〔おう...〕
未だに納得のいかないという顔の真壁くんだが一応了承してくれたようだった。
『フフ...じゃあ私もそろそろ行くね。』
荷物を肩に掛けドアノブに手を出す。
真壁〔神音！〕
真壁〔ありがとう〕
真壁〔俺...やってみるよ〕
そう言った彼の顔はとても頼もしかった。
(澪奈が選んだ人が...真壁くんでよかった。)
彼女が以前私に話してくれたことを思い出し笑みが溢れた。
(いや...真壁くんだから...かな。)
『うん。真壁くんなら大丈夫だよ。』
そう言って私は病室を後にした。
そして病院を出てケータイを取り出し1番上にある電話番号に電話を掛けた。
『...あっもしもし。...うん今外に出たところ。...うんありがとう。』
『フフっ...賢くんこそ迷子になっちゃダメだよ？』
無事に退院した真壁くんはあの日の言葉通り水泳部のマネージャーとして澪奈を支えていた。
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結愛(プロフ) - 夕稀さん» 夕稀さん。コメントありがとうございます！ぜひ作らせていただきます！これからもよろしくお願いします！ (2021年4月3日 15時) (
レス) id: 7260d12f56 (このIDを非表示/違反報告)
夕稀(プロフ) - 夏休みに諏訪軍団でみんなで遊びに行く話が読みたいです！ (2021年3月24日 20時) (レス) id: 60831dcc60 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 美紀さん» 美紀さん。コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年4月19日 8時) (レス) id: 12a1addc7d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 甲斐隼人君と翔君と蓮君と海斗君と賢君大好きなのでドラマ終わったからロスです最高です (2019年4月18日 21時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - senaさん» コメントありがとうございます！放課後デート！ぜひ作らせていただきたいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年4月18日 20時) (レス) id: 12a1addc7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結愛 | 作成日時：2019年2月20日 18時
