3年A組【須永賢】

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記号




柊「はい並べ！はいはい並べはい。」



柊先生は背中を押しみんなを黒板の前に行かせる。



柊「はいバ〜ン！はい並べ。」



私もそちらへ行くと隣に立った賢くんが私の手を握った。



柊「あぁ壮観だな。言ったよな？次何かやったらペナルティーだって。」



そう言って柊先生は椅子に座り腕を組む。



柊「君たちの上には爆弾がある。」



その言葉にクラスメートはざわめきそこから移動しようとするが



柊「動くな。」



腕に着けているリモコンに手をかざす。



花恋「やめてよブッキー！」



沙良「私たち関係ないから！」



瑠奈「やったの男子ですよ？」



石倉「はっ？」



西崎「俺も関係ないじゃん！」



立野「こいつらがいけないんだ！」



罪の擦り合いで瞬く間に教室に騒ぎ声が広がる。



柊「はいはいはい静粛に。」



柊先生の声も届いていないようだった。



柊「はいお前ら聞け！こら！おい！」



次の瞬間柊先生は机を投げ飛ばしさすがのみんなもこれには黙るしかなかった。



柊「これは連帯責任だ。さぁ死んでもらおうか。」



柊先生の言葉にまたもやざわめきが起こる。



甲斐「どうせハッタリだろ！分かってんだよお前は誰も殺さない いや...殺せない。中尾だって生きてんだろ？」



甲斐「今の爆破だってわざと誰もいないとこを狙ったんだろ？お前は俺たちを殺せない。」



柊「だったら試してみるか。お前がそこから一歩でも動いたらボタンを押す。おいどうした？どうした？来いよ。ハッタリだと思うならリモコン取り返しに来いよ。」



『隼人くん行っちゃダメ...。』



私は賢くんと繋いでいないほうの手で彼の腕をつかむ。



甲斐「てめぇ...。」



柊「あ？」



『絶対ダメ...！』



柊「来いよおい。」



甲斐「上等だ...。」



『隼人くんっ...！
唯月「名乗り出ればいいんでしょ！？」




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