「「「「お姉さん！？」」」」＊イナズマイレブン＊ (ページ6)

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第４話　風丸一郎太ページ6

俺は昔から・・・

姉さんは男友達に誘われてよくサッカーをしていた

運動神経抜群な姉さんはサッカーなんてすぐできた

相手に指示したり、自分からシュートを決めることが

好きになった姉さんは、いつの間にか

有名になっていた

有名と言ってもそこまで大きいわけでもなく

ただ、一部

人気があっただけ

地域のいろんなチームからのスカウトは何日も続いた

俺はそれを見ていた

そして少しづつ憧れの、自慢の姉さんになっていく

＿＿はずだった＿＿

姉さんの人気はどんどん上がっていく

それと同時に俺への【いじめ】がエスカレートしていく

姉が運動神経いいからなんでもスポーツはできる

だけど

俺は足が速いだけ

足が速い‘だけ‘

スポーツがなんでもできるわけじゃない

ただそれだけの理由で

俺へのいじめは酷くなっていった

姉さんがいなければ

姉さんがいるから

俺は姉さんが次第に嫌になっていった

だからサッカーがない学校に行ったのに

こっちにくるなんて・・・

サッカーなんてするんじゃなかった

入ったこと自体が間違いだった・・・

俺が入らなければ・・・姉さんともう一度会うこともなかったかもしれない

全部全部

姉さんのせいだ！！！