白布 × 瀬見 ※リク ページ44
「A。頼みがある」
「何ですか？牛島さん」
部活が始まって早々、牛島さんに呼び止められた。
その後ろには白布君と瀬見さん。
要件はセッターの練習に付き合ってほしい、とのこと。
マネージャーの中で最もバレー経験が長い私だからの頼みだそうだ。
一応私もセッターだったからね。
「Aよろしくな」
「厳しく頼む」
「了解しました」
早速トス練からファーストテンポやら何やら熟していく二人は流石強豪のセッターだと思う。
部活時間の半分を過ぎたところで休憩をとるのを忘れていた。
「あ、休憩しましょうか」
１時間以上ぶっ通して動かしてしまい申し訳なく思う。
「休憩してなくてすみません…」
「Aがそんな顔する必要ないからな」
気を遣わせない言い方の瀬見さん。
３年生らしいというか大人？
「俺らが気づかなかったのが悪いし」
分かりやすい気遣いの白布君は何処か可愛い。
「いや、俺が悪いんだ。先輩として時間を見て行動すべきだった」
「いいえ、俺が後輩として些細な所にも気を遣うべきでした」
「「Aは悪くない！！」」
どちらも私のせいにはしたくない、と言い争いを始めた。
仲が良いのか悪いのか…。
「いや、あの、私が休憩指示を出し忘れていたので…」
「本当かァーいくねぇ！」
「可愛いと思われなくて結構です！」
意地を張って一歩も引かない二人を見て体育館内は二人の様子をうかがっていた。
天童さんに関しては肩を震わせて笑っている。
それに反して牛島さんと五色君はひたすら練習をしていた。
このままでは埒が明かないと思い、私は最終手段へと出た。
「静かにしてくださいよ…監督ー！」
「「あ゛っ！」」
「お前らァ！！青春はバレーでしろやァ！！！」
監督の怒声により、この場は一件落着。
その後は真面目に練習に取り組む二人を見て私は微笑んでいた。
――――――――――――――――――――――――――――――
茶茶猫さん、ありがとうございました！
取り合い…？という感じになりました…すいません！
なんか…白布君と瀬見さんがわちゃわちゃしてるだけって感じですｗ
今後修正をするかもしれません！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 297人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
塩キャラメル（□‐□）なのだよ - 鈴音さん» ありがとうございます！ですよね...。私だったら悩みに悩んで飛雄ちゃんですかね(^o^;) (2016年1月2日 15時) (
レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル（□‐□）なのだよ - アクアクォーツさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2016年1月2日 15時) (レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ツッキーと影山…究極の選択だ…… (2016年1月1日 17時) (レス) id: 98fd0d849e (このIDを非表示/違反報告)
アクアクォーツ - 塩キャラメル（□‐□）なのだよさん» おもしろいです、がんばてください！ (2016年1月1日 13時) (レス) id: a6ab99852b (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル（□‐□）なのだよ - サマレコさん» ありがとうございます！！まさかの☆10！？本当に感謝です( *´艸｀)頑張ります！ (2015年12月17日 20時) (レス) id: 0c3b55a79c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：塩キャラメル（□‐□）なのだよ | 作成日時：2015年10月3日 22時
