国見 × 影山 リク ページ33
これは北川第一中学校男子バレー部の仲が良かったころの話。
・
・
・
「Aはどこの高校行くんだ？」
「え？んー…決めてないけど。飛雄は？」
「白鳥沢。落ちたら烏野」
「強豪の白鳥沢に烏野かぁー。強かったんだよね」
そこに後ろから抱きしめられた。
振り向くと至近距離に英が居た。
「A、青城来ないの？」
「せっ、青城？行く、行かないの前に離れて？」
「いやだ。青城に行くっていうまで離さない」
「あ、あき「国見、離れろよ」
「なんだよ影山？羨ましいんだろ？」
「はあ！？ん、んなことねぇし！」
と言いつつも飛雄は私の手を握る。
何を言っても離れようとしない二人に困っていると勇太郎が来た。
「勇太郎！この二人離してー」
「A、大丈夫か？」
「「なんだよ金田一」」
「なんだよじゃないでしょ？私は白鳥沢にも烏野にも青城にも行かないから」
「「「どこ行くの！？」」」
「…伊達工業」
私のお兄ちゃんが行っている高校。
そこはバレーも強いし数少ない工業高校。
昔からお兄ちゃんと一緒にいたせいか小さな部品などを扱うのが好きだった。
だから第一希望として考えていたけれど誰にも言っていなかった。
「マジかよ…」
「青城に岩泉さん居るんだよ？ついでに及川さんも」
「お、おい国見…！ついでは失礼だぞ」
「岩泉さんには会いたいけれど及川さんは…別にいいかな」
「俺も及川さんにだけは会いたくねぇ…」
思わぬところで仲直りをした飛雄と英。
この出来事をどこからか入手した及川さんからのメッセージ。
”Aちゃん！今から青城来ても遅くないよ！
待ってるからね〜☆”
絶対に行きたくないな、と思った瞬間だった。
・
・
・
そうして晴れて伊達工業に入学した私はバレー部のマネージャーをしていた。
バレーの試合会場で会うだろうと思っていた飛雄と英の姿。
時間が経った今、二人からは――
「好きだ…付き合ってください」
「好きなんだけどさ…付き合って？」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
コロネさん、ありがとうございました！
恋愛要素が最初と最後だけ…！！
そしてなぜかディスられた及川さん！ごめんなさいm(__)m
そしてどうしようもなく可愛い金田一！
そして深夜のテンションだった作者((殴
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 297人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
塩キャラメル（□‐□）なのだよ - 鈴音さん» ありがとうございます！ですよね...。私だったら悩みに悩んで飛雄ちゃんですかね(^o^;) (2016年1月2日 15時) (
レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル（□‐□）なのだよ - アクアクォーツさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2016年1月2日 15時) (レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ツッキーと影山…究極の選択だ…… (2016年1月1日 17時) (レス) id: 98fd0d849e (このIDを非表示/違反報告)
アクアクォーツ - 塩キャラメル（□‐□）なのだよさん» おもしろいです、がんばてください！ (2016年1月1日 13時) (レス) id: a6ab99852b (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル（□‐□）なのだよ - サマレコさん» ありがとうございます！！まさかの☆10！？本当に感謝です( *´艸｀)頑張ります！ (2015年12月17日 20時) (レス) id: 0c3b55a79c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：塩キャラメル（□‐□）なのだよ | 作成日時：2015年10月3日 22時
