恋したっていいじゃないか【風宮】 ページ13
＿＿＿＿＿来た！
寒さで頬は強ばるが、鼓動はいっそう高鳴った。
30分ほど前からここで待ち伏せをしている。“偶然”風丸先輩に会う為だ。
風丸先輩が歩いてくる。足音が近づいてくる。もし、ここで円堂先輩が来たらどうしよう。
そんなことあるわけない、と頭をふった。
風丸「………あれ、宮坂か？」
風丸先輩の声を聞いて我に帰る。気がつくと目の前に風丸先輩が居た。
宮坂「かっ、かかか風丸先輩っ！？……おっ、おはようございますっ！！」
びっくりしたやら恥ずかしいやらで全然舌が回らない。寒さのせいかもしれないけど、その可能性は低いと思った。
そんな僕を見て、風丸先輩はクスクスと笑った。
風丸「相変わらずだな、宮坂。………ほら、行こうか」
そう言って風丸先輩は僕の肩に手を置いた。その温もりが伝わってきて、またさらにドキドキする。
風丸先輩は両手をポケットに突っ込み、僕は頬を染めながら、学校へと歩き出す。
風丸「最近、陸上部はどうだ？」
宮坂「えっ、あ、はい！皆元気です」
なんとかそれだけ口にしたけど、言ってから後悔した。僕はこの前全国大会の予選ブロックを勝ち抜いたばかりだった。来月には本選が控えている。
………なんでそのことを言わなかったんだろう。風丸先輩に褒めて貰えるチャンスだったのに。
僕が唇を噛むと、もう学校の目の前に着いていた。
風丸「俺、これから朝練なんだ。じゃあな！」
宮坂「あ…待ってください！風丸先輩！」
持ち前のダッシュで部室に向かう先輩をあわてて引き留めた。
僕は鼻から息を吸い込んだ。ひんやりした空気が鼻の奥を突いた。
宮坂「頑張ってください、サッカー！」
風丸先輩は微笑み、片手を挙げるとまた走り出した。
嬉しくなった僕も、部室に走った。
#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪
満足いくものが書けない。
了くんは子犬系だと嬉しい。それかヤンデレとかw
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竜１２ - ロダヒラおいしかったです！！！ご馳走様でした！！！！！ (2015年3月30日 12時) (
レス) id: 7dee900fa7 (このIDを非表示/違反報告)
涙音@マジでヤンデレらしい - リリリアンさん» ありがとうございます！たった今続編ができたところなので、URLを貼ります。ぜひいらしてくださいね。 (2014年9月1日 17時) (レス) id: 46d3eda45b (このIDを非表示/違反報告)
リリリアン - 時間かかっても大丈夫ですよ〜。涙音さんの神小説楽しみにしてます！ (2014年9月1日 16時) (レス) id: 9fbcb60bc2 (このIDを非表示/違反報告)
涙音@マジでヤンデレらしい - リリリアンさん» ごめんなさい！でも忘れてませんよ！ギルとザ・ラグーンがまざったり名前が覚えられなんだで苦戦してるだけです…多分…追加分も承りました。しかし、恐らく続編での更新となります。 (2014年8月31日 22時) (レス) id: 46d3eda45b (このIDを非表示/違反報告)
リリリアン - あ、SARUが攻めの方が私は好き、というかSARU受けを想像出来ない← 宜しくお願いしまーす！ (2014年8月30日 7時) (レス) id: 9fbcb60bc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙音 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/enkorimatsue/
作成日時：2014年2月16日 16時
