BAD BOY -2-

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洸希「じゃー、取り引きね。メンバーに言わない約束する代わりに、オレの願い1つ叶えて」



來羽「いいけど、スパドラ全員に忠告してほしい。全校生徒には言うな。めんどくさいことになりたくない。って」



洸希「ん」









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洸希「足ほっそ。ってか、普通に寝れるわ」



來羽「願いってこれ？」



洸希「まーね」



膝枕で本読みたい だなんて子供かよ。



來羽「なんでそんな本好きなわけ？」



洸希「オレは別に本好きじゃない。ただ静かなところがいいだけ」



分からんでもないけど……。



洸希「あ、告白されるかも！ とか思った？」



來羽「一瞬も考えてないですけど、なにか？」



洸希「ブレないねー」



なんか不思議っていうか、落ち着くっていうか……。



初めてまともに会話して、初めの頃めっちゃ警戒してたのに……。



田中 洸希、意味分かんないヤツだけど、好きでも嫌いでもない。

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