BAD BOY -2-

・ ページ13

．





時刻は15:00少し前。もうすぐ1日目の閉会式。



洸希「そろそろ昇降口行かないとな」



とか言いつつ、立ちもしない撫で肩野郎。



置いて行くぞ。



洸希「え……。置いて行くの？」



おいおい、何歳児だよお前……。



洸希「連れてって」



って手を出す。仕方なく引っ張って立たせることにした。



來羽「その上目遣いマジでキモい」



洸希「ほんとにそう思ってる？」



そんなのオレに聞くなよ……。



無意識に言ったんだから分かるわけないやん。



でも、気を紛らわすために脳がそういう命令を出したんだろうね。



來羽「うわっ……」



洸希「wwwwwww お前って結構ドジだな」



はぁぁぁぁぁ！？人が親切に立たせてあげようとしたのに、オレの腕引っ張るとか意味不。



來羽「離せ」



洸希「お前絶対赤ちゃん体質だろ。温かすぎて離すのもったいないわ」



調子狂う。しかも、男同士が抱き合ってるって……。



この光景、前にもあった気する。



來羽「お前、ゲイだと思われるぞ」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す