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LXVI. 加藤side ページ28
翌日、
俺は大体リハビリのスケジュールを把握してたから、
わざと時間がかぶるように行った。
手越の部屋に入るなり
手母「あら、今日は早いのね〜」
って言われた。
加「手越のリハビリ頑張ってる姿見たくて。」
そう言ったら
手「...別に見なくていいし」
素っ気ない返事が手越から返ってきた。
だんだん聞こえやすくなってきた手越の声。
ちゃんと良くなってるじゃん。
そう教えてあげなきゃな。
もう一度自分に言い聞かせたら、
先「今日は加藤さんいらしてるんですね。」
ってリハビリの先生が入ってきてリハビリ開始。
最初はストレスフリーボールのようなのを握るリハビリから。
一生懸命握ろうとしてるのは手越を見ててすごい伝わってくるけど、
ボールは少し凹むだけで
手越が思い描いてる力がほとんどボールに伝わっていないのが判る。
俺は手越に比べて期間が短かったから
あんまりああいった系統の道具を用いたリハビリはしなかった。
リハビリ風景を初めて客観的にしっかり見た事で
手越の辛さがハッキリとした。
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ひなの - 完結おめでとうございます！いつも一定のペースで更新されてて良かったです。出来ればその後のお話とかも見たいです! (2017年10月8日 11時) (
レス) id: 6a5231e6a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴葉 | 作成日時：2017年9月22日 17時
