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LVIII. 加藤side ページ20
先生も着いてくるのかな、なんて思ってたら
まっすーと2人だけだった。
増「シゲ、外気持ちいね。」
なんだろう、
メンバーの声を聞くと落ち着く。
そしたら急に
まっすーが車椅子のブレーキをかけて
突然正面に来て中腰になって
.
増「ねぇ、シゲ？ 焦らなくていいんだよ。ゆっくり頑張ればいいんだから。」
あれ、
なんでだ。
なんで
涙が溢れてるんだ？
あ、
俺焦ってたんだ。
迷惑になってるから、
手越をまた手越じゃなくした張本人だから。
増「それから、自分が手越をICUに追いやったとか思ってるでしょ？ 違うから。シゲじゃないから。自分を責めすぎちゃダメだよ。」
まっすー...
それから俺は泣き続けた。
まっすーが戻ろうかって言った後も泣き続けて、
ベッドに移されてからも泣き続けて
涙を流しながら睡魔に襲われ
ベッドに吸い込まれていった。
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ひなの - 完結おめでとうございます！いつも一定のペースで更新されてて良かったです。出来ればその後のお話とかも見たいです! (2017年10月8日 11時) (
レス) id: 6a5231e6a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴葉 | 作成日時：2017年9月22日 17時
