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Asife
いや、まぁこういうところやって分かっとったし
行きたいって言うたんは自分やからこうなっても文句言われへんねんけど、
A｢.........｣
あの四人に腕を回して、お酒を注いで、ってしてる遊女さん見るとなんか胸がいたむ。
ちょっと前、四人がうちに内緒で遊郭行ってた時みたいな気分。
というかそれよりもなんか、いやな気持ちというか。
ああ、あの時もこんな感じやったんかな。とかお酒注いでもらってるだけ言うてたけどほんまはちゃうんちゃん。とか
A｢別に銀ちゃんらはうちのもんちゃうのに...｣
おかしいか...と無理やり頭でモヤモヤしたもんを消す。
ああ、部屋戻りたない...帰ろうかなぁ...でも勝手に帰ったら怒られそう...
誰もおらん縁側があったからそこに腰掛けて、ボケっと月を見ることにする。
懐かしい、昔、松陽先生ともこうして見てたな
目を瞑れば、昨日のことかのように思いだす
脳裏に焼き付けられた、先生の後ろ姿とか笑ってる姿とか、
｢.......せんせ、｣
会いたい、ふとした時に溢れ出る。
――
――
松陽｢君が、全部したのですか？｣
初めて、松陽先生と会った日。
それは、初めてうちが人に笑いかけられた日でもあった。
松陽｢君が噂の鬼なら、なんとまぁ私は可愛らしい鬼に出会ってしまったらしい｣
屍の上、返り血に塗れたうちを見て先生は優しく笑った。
殺気を感じることも無くて、というか、今までに人から向けられてきたものとは全く別の、なにか温かいものが先生の目からは溢れ出てて、ちょっと気持ち悪かった。
松陽｢大丈夫、私はあなたの仲間です｣
少し距離を取って、視線が合うようにしゃがんだ先生はうちに手を差し伸べた。
この頃のうちは、この手が何を指すものなのかが分からんくて、手を取ることも跳ね除けることもせずに無視した。
松陽｢どこへ、行くのですか？
ついて行ってもいいですか？
ありがとうございます｣
｢.............｣
これが、先生との出会い。
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わらび(プロフ) - うしうしさん» なんて嬉しいお言葉(笑)ありがとうございます！！握りつぶせる勢いでできたらと思います笑(←？) (2021年8月22日 14時) (
レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - なで肩すべり台さん» ありがとうございます〜！！じゃんじゃんキュンキュンしてもらえると嬉しいです… (2021年8月22日 14時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
うしうし - 心臓握り潰されそうです！！笑笑大好きです！これからも応援してますっ！！！ (2021年8月21日 22時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
なで肩すべり台 - キュンキュンが止まりません！続き楽しみです！！ (2021年8月19日 2時) (レス) id: 56d3d04f19 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - connyさん» それは嬉しいです笑ありがとうございます！いつでも見に来てやってください…！ (2021年8月18日 15時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび | 作成日時：2021年1月13日 7時
