恋愛中。 ２ ［ＪＷ］

おうちデート　１　赤×青 ページ37

み〜こ さんリクエスト


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Ｓｉｄｅ青








今日は約３か月ぶりくらいのデート


お互いにそれなりに忙しかったってのは、この業界ではとってもありがたいこと



そこそこ知名度も上がってきたから、周りにバレへんようにって気ぃ遣うんも面倒やし、


しげの家で過ごすことになった








青「・・・しげ寒くないん？」




赤「んー？全然！」








真冬のこの季節に、いくら暖房ついた部屋やからってＴシャツ１枚で過ごす男がどこにおるん


あ、ここにおったわ








青「見てるこっちが寒いんやけど」




赤「えー、なんでぇー？」




青「せめてパーカーぐらい着たら？」




赤「んー・・・あ、ええこと思いついた！」








ニヤニヤしながら近づいて来たかと思ったら、ソファーと俺の間に無理矢理入ってきて、


後ろからぎゅっと抱きしめられた








青「・・・狭いんやけど・・・」




赤「これで寒くないやろ？それに流星やって、顔赤くなってるやん」




青「・・・元からやし！」




赤「んふふ、かわええなぁ」








実は、こうやって甘いしげは嫌いやない


むしろ好き。




みんながおる時はあんなに子供っぽくて、いたずらばっかやのに


ステージに立った瞬間にアイドルの顔になって、ファンのみんなを幸せにして


かと思ったら、こんな風に甘くなったりして


このしげだけは、俺だけがひとり占めできるから








赤「んー、あんまおもろいの はいってないなぁ」








リモコンをいじるしげの腕にふと目がとまった


筋肉質で、ザ・男って感じの腕


この腕にいつも抱きしめられてるんやって思ったら、途端に恥ずかしくなった








青「しげ」




赤「ん？どうした？」




青「・・・キス、したい」




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