【キヨ】もう一度だけ…【あろまほっと】 (ページ9)

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4-1 [noisy's] ページ9

こんなバカで、お騒がせな2人組で、リスナーからは兄妹なんじゃないかって言われるくらい仲良しで。

そんな彼と、一つの番組を持たせてもらうのはすごく嬉しいことだな。

まぁ、絶対うるさいけども。

[noisy's]

キヨくんとのコンビ名、また、公式チャンネル名を考えて、約1時間半。只今の時刻12:25

お腹がペコペコです。助けてーあーんぺーんまーん。

そう思った瞬間、ドアがノックされた。

「キヨー。(人1)ちゃーん」

「お昼ご飯持ってきたから、一緒に食べよー??」

ドアの向こうから聞こえる、ふたりの男性の柔らかい声。

『おはよう。ヒラくん、フジくん』

「おはよう、(人1)ちゃん。これ松下さんから差し入れ。今忙しくて手が離せないみたい」

ヒラ君に差し出されたビニール袋には4つのパン。

こんなに食べれませんが…

『ありがと、ヒラくん』

「どういたしまして」

ふふっと笑っていうヒラくんの笑顔に見惚れていると、フジくんがあっ。と思いついたように言った。

「さっきそこでろんさんに会ったよ。だから、お昼誘っといた」

『そっか、じゃあもう少し待ってようか』

苦笑しながら言うフジくん。何可愛い。この子可愛い。

そう思いながら袋に目を落とす。

食堂で買ったであろうパンと、ひとつのメモ。

【苺のパンは天月から、レモンパイはるすから、揚げパンはまふまふから、焼きそばパンは私からのプレゼントだよ】

松下ちゃんにお礼言わなきゃ。その他のみんなにも。
そう思ったとたんに、ﾊﾞﾝｯと扉が開いた。

「ろん…もう少し扉優しく開けろよ…すいません、お邪魔します…」

「(人1)ちゃあああああああんっ!!!!!!!久しぶりいいいいいいいいっ!!!!!!!」

『そらるん、すずむん剥がして』

「無理かなぁ」

『おい』

入ってきたのはろんちゃんと、そらるん、すずむん。

「ごめん!!兄さん!!!!!!!いたたたたたたた!!!!!!!だからほっぺ引っ張らないでって!!!!!!!」

いまろんちゃんが某バレーボール漫画の山口くんに見えたのは私だけじゃないはず。