【キヨ】もう一度だけ…【あろまほっと】 (ページ8)

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じゃあ、おねがいしますねー。と部屋を去っていったスタッフさん。

待てお前ら。私達2人だけでやらせるのか。

進まないよ？？ん？？？それでも良きかな？？

『…で、これ〆切いつだって？ん？？』

「5日後」

約3時間の企画をほぼ1から作らせるの!?しかもおバカで騒がしい2人組に!?

随分とそのー…人任せですね!!

『oh...my god. You're carrying your the joke too far...』

私のおふざけにキヨくんは呆れたように苦笑いしてから

「おまえなぁ…それ2つの意味がこもってんだろ…
In this situation,I don't say joke」
と、流暢な英語で帰ってきたあたり、ただのイケメンだ。

馬鹿に見られがちなキヨくんだけど、実は想像に反して頭めちゃくちゃ良いから。

やばいよ。ムカつくレベルでなんでもできるよコイツ。

羨ましいを通り越して怖いわ。

ちなみに今の会話は

『まじかー…ねぇ、君のジョークは笑いとは程遠いよ？？』

「このシチュエーションでジョークなんて言わねぇよ」

なんて返ってきたのです。

「…とりあえず、チーム名的なの決めるか」

『例えば？？』

「for example??」

『ｴｯfor exampleって、なまえにすんの!?』

キヨくんといるのは本当に楽しい。

テンション高めだから疲れるだけれども。

彼のことを考えなくて済むならなんでもいい。

だからお願い。

「そのテンションでもいーけど、ムリはすんなよ」

だから、あまり優しい言葉をかけないで。