【キヨ】もう一度だけ…【あろまほっと】 (ページ7)

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3-1 [平和な彼らと私] ページ7

比較的平和なメンツでいる時がなんだかんだ行って一番楽だったかもしれない。

なおそれは現在進行形であり、未来確定系でもあるのだと

彼を失って今、改めて気付かされた気もする。

[平和な彼らと私]

カバンの中から資料を出して、スタッフさんが来るまでおしゃべりに花を咲かせる。

「あ、明日実況録るべ」

『おー。りょーかい』

私が彼らと実況を録るときは決まって泊まり込みだ。

なぜなら一度でも家に帰ってしまうと私が戻らないという事件があったから。

それには彼も関係してるからさ、うん。もうないとは思うんだけども。

『今回の予定は』

「つわはすくん家で3泊4日」

『なっが』

まぁ、楽しいからいいんだけれども。

しばらくするとスタッフさんが入ってきて、打ち合わせが始まる。

そこで報告されたものは、私にとって今一番ありがたくて、嬉しいもので。

それは私の隣に座る彼にとっても、同じことのようです。

「『2人のチーム??』」

既にキヨくんは最終兵器俺達と平和組というチームがある。

そこで私とコンビを組めと??

「ゲーム実況者としてではなく、バラエティー番組のＭＣのようなペアリングになってもらいたいんです」

ほほぅ??言うなれば、ドグマさんだったり、百花繚乱さんみたいなね??

『これ私たちに務まんのか…』

「俺もそう思った…」

「そこでお二方にやってもらいたいのは、新たに始まるチャンネル名の決定と、チャンネル開設記念の生放送の企画ですね」

多方の土台だけが出来上がっている企画用紙の束をそれぞれに渡すスタッフさん。

待て待て。分厚くね。

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説明わかりづらすぎだろ…(遠い目)