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ふたりがカフェを出て、しばらくしてから。
カフェに大橋が飛び込んできた。
和也「…み、皆…」
流星「はっすん！？どないしたんそんな慌てて」
和也「皆…ごめん…」
そう言うと、大橋は急に泣き出した。
大吾「はっすん！何があったんや！どないしたん！」
和也「…愛奈に…騙された…」
恭平「はぁぁ！？」
和也「…あんなぁ…たまたま…会った女の子…その子に…ばれたんや…俺らが持ってた情報…」
恭平「ど、どういうこと！？」
和也「…公園で…会った女の子…確か…福間ユキって…いう子に…騙されて…俺が話してもうたんや…今俺らが持ってる情報とか…みっちーや長尾のことを…」
要は、こうだ。
大橋が公園で出会った女の子がいる。その子の名前は福間ユキと言ったそうだ。その子に騙されて大橋は思わず情報や道枝、長尾のことを話してしまったらしい。
俺は直感した。
愛奈の仕業だ。
俺たちの中で、女子とごく普通に話せて、とてもお人好しなのは…大橋。
大橋が責任感が人一倍強く、何かミスをすれば、俺たちに迷惑をかけたとでも言って抜ける…愛奈はそう考えたのではないか。
和也「…俺が…公園に寄らなければ…あの子に話さなければ…」
大橋は苦しんでいた。どうやってAを助ければいいのか。なにわ男子のまとめ役をしていた大橋なら…笑顔の裏で必死に悩んでいたんじゃないか。
その時、寄り添ってくれる誰かがいるなら、大橋はボロを出す。
それを…愛奈に見抜かれていたとしたら…
これは、偶然なんかじゃない。
大橋が公園に寄ったのも、そこにたまたま福間ユキが居たのも、福間ユキが大橋に寄り添い、話を聞いたのも…
すべて、愛奈の計画。
あいつは、自分の手は汚さずに、自分の思惑通りに俺たちを動かしていたのだ。
俺たちは、愛奈の思う壺だった。
愛奈の計画通りに動いていたわけだ。
そう気づいたとき、俺は愕然とした。
それからというもの。
大橋が俺たちのもとに現れることはなかった。
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すのうHIINA - noriさん» コメントありがとうございます！！そんなに褒めていただいてめちゃめちゃ光栄です……！！これからもぜひよろしくお願いします！！ (4月28日 17時) (
レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです！ (8月30日 1時) (レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます！！これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします！！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン？！ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので！新作も頑張って下さい！ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ！！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年7月3日 11時
