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優吾「…あのままの学校だと、Aがいつまでも悪者扱いされる。それに、お前らと会わせる顔もなかったしな」
高地は外の景色を見ながら言った。
大我「…言っとくけど、康二も愛奈も形上和解はしたよ。お互いを信頼し合ってるかは知らんけど」
「…無理じゃない？」
優吾「だろうな。」
愛奈はまだそっぽを向いてる。
ラウール「…そろそろ、康二くん来るんじゃない？」
ラウールがそういう。
すると、扉が音を立てて開いた。
康二「…お久しぶりやな、皆」
来たのは、康二だった。
全員が黙る。
蓮「…康二。」
話し始めたのは目黒だった。
蓮「…今まで、いろいろ悪かった。」
そう言って頭を下げた。
康二「…ええんよ。めめ。俺こそ、ごめんな。暴走してもうたわｗｗ」
そう言って康二は笑った。
康二「…自分勝手なのはわかっとる。…でも、もう一回、友達として仲良くしてくれへん？めめ」
康二の言葉に、目黒は勢いよく頷いた。
康二「…ありがとな、めめ…涙」
軽く泣きそうになる康二に向かって、目黒が優しく微笑んだ。
愛奈「…あのさ、私帰っていい？」
「もう帰るの？」
愛奈「気まずい。じゃ」
言うが早いが、愛奈は屋上から去って行った。
北斗「アイツあんなキャラだったけ…」
「あの子なりの反省なんだよ。素直じゃないからね、愛奈」
そう言って長尾は笑った。
辰哉「…なぁ。なんで今日、俺たちを呼んだの？」
師匠の言葉に、長尾はちょっと黙って答えた。
「…謝りたかったのと…仲良くしたかった…からかな。やっぱり、学校を辞めて、愛奈たちと離れてても。もやもやが消えなくて。どうにかしたかったんだ。大我くんや、優吾…それに大ちゃんたちも…皆、仲良くしたかったんだ。」
長尾は笑った。
「だって私たち、最悪の青春だったじゃん。大人になって、上手くやろうよ」
その瞬間、ふいに風が吹いた。
５年前のあの時、吹いた風と同じような。
今、長尾は俺たちが高校の時からずっと止まっていた心を、動かしてくれたのかもしれない。
照「…だな。」
岩本くんがそう呟く。
その顔は、高校時代のあの霧がかかったような顔じゃなくて、晴れ渡ったような、心の底からの笑顔…のような気がした。
すると、北斗が前に出て長尾の前に立つ。
北斗「…これからは、友達としてよろしく」
差し出された北斗の手を、長尾は握る。
「…こちらこそ」
屈託のない笑顔で長尾は言った。
康二「せや！これから、カフェ行かへん？」
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すのうHIINA - noriさん» コメントありがとうございます！！そんなに褒めていただいてめちゃめちゃ光栄です……！！これからもぜひよろしくお願いします！！ (4月28日 17時) (
レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです！ (8月30日 1時) (レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます！！これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします！！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン？！ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので！新作も頑張って下さい！ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ！！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年7月3日 11時
