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大我「だったら、高地が一番信じてやれよ。Aはきっと助かる。高地が悲観的になってどうすんだよ。高地なら、Aのこと笑って迎えてやれ」

優吾「…うるせ、」

高地は、やっと顔を上げた。

その瞳には、うっすら滴が浮かんでいた。

俺は、何も見えないふりをして、高地を抱きしめた。

大我「…勝手に諦めてんじゃねぇよ」

優吾「…うっせ、諦めてなんかねぇよ」

大我「当たり前だわ」

俺は高地をゆっくり離す。

高地はじっと自分の手とシャツについた血を見つめた。

優吾「…着替えてくる」

大我「おう」

そう言うと、高地は急ぎ足で階段の方へ向かっていった。

高地は前を向いた。

高地はきっとこの血がAがいた証拠…そう考えていたのかもしれない

でも、やめた。

絶対にAは戻ってくると信頼したから

和也「…やっぱすごいな、京本くん」

恭平「せやな」

大我「なに急に」

俺は二人の方を見る。

大吾「…高地くん全然元気なかったんよ。俺らが何言ってもダメで…さすが、京本くんやな」

大我「やめてよ…でも、西畑たちも…今まで高地を支えてくれてありがと。Aのこと気付いてやれなくてごめん。でも、もう俺がいるから。俺も頼って」

駿佑「…京本くん、カッコいい!!」

謙杜「せやな!!」

最年少二人が屈託のない笑顔を向ける。

大吾「…ありがとな」

西畑は、少し涙腺が潤んだような笑顔で笑った。

優吾「…お待たせ」

恭平「お帰り」

しばらくして、高地が戻ってきた。

大吾「…Aが戻って来るまで、俺たちは愛奈を好き勝手させておくわけにはいかない」

流星「…うん」

駿佑「どうしておくべきなの?」

大吾「最後にもう一回。愛奈を問い詰めてみるつもりや。」

丈一郎「いつごろ呼び出すん?」

大吾「来週あたり」

謙杜「それで謝って来んかったら…」

恭平「もうアウトやろ」

流星「…それまでに証拠かき集めんなら」

大我「…さっき言ってた罠の話?」

大吾「あぁ。」

大我「…俺は何をすればいいの?」

大吾「スノストの誘導やな。高地くんと一緒にやってもらいたい」

大我「…わかった」

優吾「愛奈に…絶対謝らせる」

謙杜「…高地くん…」

優吾「愛奈だけは許さない。絶対に。意地でも謝らせるんだ」

流星「…大丈夫やで。高地くん。それは皆同じや」

大西がそう言って笑った…瞬間。

手術室の扉が開いた。

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すのうHIINA - noriさん» コメントありがとうございます!!そんなに褒めていただいてめちゃめちゃ光栄です……!!これからもぜひよろしくお願いします!! (4月28日 17時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです! (8月30日 1時) (レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます!!これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします!! (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン?!ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので!新作も頑張って下さい! (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ!! (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すのうHIINA | 作成日時:2022年7月3日 11時

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