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北斗side
俺たちが通う高校には長尾Aという女子生徒がいる。
短髪の美少女で下手したらイケメンに見えるような、制服はズボン。まるで男の子。絵に描いた美少女。
…彼女の本性を知るまでは。
彼女がいじめを始めたのは、五月頃。Aのクラスでたまたまいじめを目撃した。
北斗「おい！何やってんだ！」
慌てて他のメンツと止めに入ると、まわりの生徒たちは慌て始めた。
生徒「こ、これは…A様が！！」
北斗「…A様…？」
クラスメイトが目線を上にあげる。俺も一緒にあげると、俺たちが乱入したことに気付いていないのか、ぼうっと教卓に腰掛け、涼しげな顔で遠くを見つめる長尾Aがいた。
北斗「…おい！どういうことだよ」
「…？なにが」
本気でわかっていないのか、パーカーに手を突っ込んだまま眠たげな顔で言う。
樹「なにが、じゃねぇよ！お前が命令したのか！」
怒鳴る樹を冷静に見つめ、やがてニタリと怪しく笑うと
「命令したよ」
いかにも当たり前のことのように言った。
蓮「…お前…正気かよ」
目黒が怒りで声を震わせながら言う。そんな目黒を面白そうに眺めると、派手に笑った。
「うん正気。それ以外何もないけど」
ひょいっと教卓から飛び降りると、さっとフードを被り、リーダー格の女子生徒に
「…じゃ、また明日。楽しみにしてる」
と言い、スキップするような軽い足取りで教室を出ていった。
蓮「…おい！待てよ！」
慌てて目黒が追いかけ俺もついていく。目黒がAの腕を掴んで引き留めていた。
蓮「謝れよ！」
「え何で？」
蓮「何でって…お前本気で言ってんの？」
「本気以外なにがあんのさ」
北斗「…もうやめよう目黒。コイツにはなにを言っても無駄だ」
「あそう」
蓮「…っ！？」
反省の色を全く見せない長尾に怒りが爆発しそうな目黒をなんとかなだめる。
北斗「…お前、被害者の気持ちをかんがえたことあんのか。どれだけ辛いかわかってんのかよ」
静かに問いかけると、珍しく真顔になり、数秒黙ったあと、こう言った。
「…もちろん。考えたから、こうなったんだよ」
「…あ、明日から君らは何人守れるかな？次のターゲットは誰がいいかなぁ〜」
そう楽しげに言うと、こっちを向いてニタッと笑った。
「頑張ってね？スノストちゃん♥️」
この日から、最悪ないじめが始まった。
どうも、すのうです。
パクリではございません。こんな話書きたい！と思って書きました
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すのうHIINA - 音楽ガールさん» そうなんですか！？知りませんでした…変えた方がいいですかね… (2022年10月13日 15時) (
レス) @page28 id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
音楽ガール(プロフ) - 漢字は違いますけど虐められていた人達の出身中と某バレー漫画の主人公がいた中学が同じ名前ですけど大丈夫ですか？ (2022年10月9日 21時) (レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 出来ました！！皆様、コメントありがとうございました！また何かありましたら、質問させてください！！では、続編でお会いましょう！！ (2022年6月16日 20時) (レス) id: 268efae554 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - ログインしてなくてもできます!昔私もログインしてない状態で移住ができたので!! (2022年6月16日 20時) (レス) id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 皆さんありがとうございます！いくつか質問したいのですが、作者はログインはしていません。それでもできるんでしょうか？そして、すでに作品をつくっている状態でも大丈夫でしょうか？レスお願いします！ (2022年6月16日 20時) (レス) id: 268efae554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年5月29日 17時
