帰宅 ページ7
大我Side
俺が、電話をかけてからもう何時間もたっている。
のにもかかわらず…
兄ちゃんは帰ってこなくて。
いったいぜんたい、兄ちゃんは何をしているのか。
早く帰ってこないと、家に看病できる人がいないってことに気付いてないのか？
いや、兄ちゃんに限ってそれはないわな？
リビングでウロチョロしていると…
ガチャ))
誰かが、玄関の戸を開く音がして。
「おかえり！兄ちゃん、早く！北斗が！」
慎太郎「お！大我兄さん、ただいまー」
ジェシー「で？北斗がどうしたの？」
慎太郎「北斗？なんで北斗？」
ジェシー「いや、今大我兄さんがそんな話してたような気がした！」
「北斗が、倒れたんだって！今寝てるんだから、静かにしてよ？」
慎太郎「…聞き間違いじゃない？」
ジェシー「そっか！聞き間違えか！Dahahahahaha」
「聞き間違えなんかじゃないってば！だから、兄ちゃんが必要なの！」
といいタイミングで、兄ちゃん登場。
優吾「ただいま…、えーと玄関で何をしてるのかな？」
ジェシー「そうだよ！ここ玄関じゃん！Dahahahaha」
慎太郎「どおりで寒いわけだ！」
優吾「納得してないで早く入る！大我も！ほら、風邪ひくよ！」
兄ちゃんに、軽く叱られながら、リビングまでいどうする。
兄ちゃんが、買い物袋をテーブルの上に置いて手を洗って帰ってきて、中身を確認し始めた時。
ドンッッ))
何かが固い床にたたきつけられる音が。
家中に響いた。
言われなくてもわかる。
北斗だ。
この家で、いま、リビング以外に人がいるのは、北斗たちが使う高校生組の部屋のみだ。
優吾「北斗！！」
兄ちゃんが、叫びながら横を走っていく。
俺も必死についていく。
？「いッたッあぁぁ！うぅ！」
優吾「おい！北斗！入るぞ！！」
北斗「にっちゃ…あぁあ！」
ガチャッ))
兄ちゃんが部屋の戸をいつもの倍は荒々しく開けた。
その先に見えたのは…
頭を抱えて、バタバタとのたうち回っている北斗だった。
いったいぜんたいどうなっているのですか？
誰か、俺に教えてください…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 552人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杏 - ほく松さん» 只今帰りました！ありがとうございます！ (2020年2月5日 22時) (
レス) id: f8e1fbc4fb (このIDを非表示/違反報告)
ほく松(プロフ) - お疲れ様です!!!おかえりなさい!!!無理せずに頑張ってください!!!この小説大好きです!!! (2020年2月3日 21時) (レス) id: d93c975b57 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - ほく松さん» 有難うございます！無事に終わって帰ってくることが出来ました。これからも頑張って更新していきます。どうぞ宜しくお願い致します。 (2020年2月3日 21時) (レス) id: f8e1fbc4fb (このIDを非表示/違反報告)
ほく松(プロフ) - 大学入試頑張ってください!!!応援してます!!!そして小説の更新も楽しみにしてます!!! (2020年1月29日 23時) (レス) id: d93c975b57 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 雛さん» 有難うございます！続きが楽しみといってもらえる小説を書き続けられるように頑張るのでこれからも、宜しくお願い致します。 (2020年1月22日 22時) (レス) id: f8e1fbc4fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雛
| 作成日時：2020年1月9日 21時
