明るく生きる ページ41
阿部Side
「は？/え？/どうゆうこと？」
三者三様の驚き方。
なぜか、とっても驚いてしまった俺たち三人。
それを余裕そうな表情で見てる北斗。
どうなってんだこれ？
遡ること、二分前俺たちは意を決して北斗に病気のことを報告しに行ったのだ。
俺たちは、北斗が泣いたりしてもっと取り乱すと思っていたのに。
本人はいたって冷静に話を聞いて。
そっか。とったった一言言っただけだった。
あれだけ、どおいえば少しでも本人が傷つかないか考えたのに。
正直拍子抜けだった。
そして、もっと驚くかと思っててけど、と俺が言うともうわかってたことじゃんと返事が帰ってきて。
そしてあの冒頭の反応に戻るわけである。
本人いわく、この尋常じゃない頭の痛みとその他の症状で、自分が大丈夫じゃないことぐらいわかってたって。
でも、医者の俺が患者の小さな心の揺れに気付かないはずはなくて。
亮平「ねぇ、北斗はさほんとは怖いんだよね？怖いけどジェシーと慎太郎のお兄ちゃんだし、大我のことで大変な兄ちゃんたちにも迷惑かけたくなかったんだよな？」
そう問いかけると、少し揺れる黒のつぶらな瞳。
亮平「でも、俺たち北斗が一人で頑張っちゃって苦しむの見たくないな？」
そしたら勢いよく、塩分を含むであろうその水が、北斗の目からあふれ出した。
北斗「怖い！怖いに決まってるじゃん！ねぇ、阿部ちゃん、俺死んじゃうのかな？」
亮平「北斗は何も心配しなくていいんだよ？俺頑張るからさ？北斗も頑張ろうよ。」
そういうと確かにうなずいてくれた。
医者だから軽々しく大丈夫なんて言葉は使えない。
でも、絶対なんて約束なくても、大丈夫なんて言葉がなくても、俺は北斗を助けて見せる...
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杏 - ほく松さん» 只今帰りました！ありがとうございます！ (2020年2月5日 22時) (
レス) id: f8e1fbc4fb (このIDを非表示/違反報告)
ほく松(プロフ) - お疲れ様です!!!おかえりなさい!!!無理せずに頑張ってください!!!この小説大好きです!!! (2020年2月3日 21時) (レス) id: d93c975b57 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - ほく松さん» 有難うございます！無事に終わって帰ってくることが出来ました。これからも頑張って更新していきます。どうぞ宜しくお願い致します。 (2020年2月3日 21時) (レス) id: f8e1fbc4fb (このIDを非表示/違反報告)
ほく松(プロフ) - 大学入試頑張ってください!!!応援してます!!!そして小説の更新も楽しみにしてます!!! (2020年1月29日 23時) (レス) id: d93c975b57 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 雛さん» 有難うございます！続きが楽しみといってもらえる小説を書き続けられるように頑張るのでこれからも、宜しくお願い致します。 (2020年1月22日 22時) (レス) id: f8e1fbc4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛
| 作成日時：2020年1月9日 21時
