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朝香「もう、帰るのか？」
スタジオを出ると、朝香さんが、
廊下の椅子に座っていた。
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『........はい。みんなのそばに行くと、離れたくなくなるので。』
『本当に、今日はありがとうございました。』
朝香「こちらこそ。本当にありがとう。こんな形でさよならになって、本当、ごめんね。」
『いえ。』
朝香「手紙、ちゃんとあいつらに渡しておくから。」
『はい。よろしくお願いします！そして、本当にありがとうございました。』
私は、深々と頭を下げると、
荷物を持ち、会場を後にした。
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その日の夜
蓮くんから電話が鳴った
『もしもし？』
「なんで、勝手に帰ってんの？」
あれ？蓮くんじゃ、ない.........？
『えっと.........』
「佐久間だよ。」
『佐久間くん？』
佐久間「今、めめのスマホ借りて電話してんの。ちょっと話せる？」
『え？あ、うん。大丈夫。』
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佐久間「めめと、付き合えてよかったね」
『え？』
思ってもみなかった言葉に、
思わず、大きな声が出てしまった。
佐久間「わ。声おっきいよ！笑」
『ご、ごめん』
佐久間「今だから言うけどさ。俺、実は、めめがAちゃんに、一目惚れした。って言ってたの、聞いてた」
『え、』
佐久間「それから、ずっと、二人のこと、陰ながら応援してたんだよね。笑」
佐久間くんの、不思議な言動には、
そんな真実があったなんて。
佐久間「これで、めめのご機嫌取りもお役御免だ。」
『ご機嫌取り？』
佐久間「そ。Aちゃんが、やたら康二と仲良いから、いつも、めめ、ヤキモチ妬いてたからね。」
『え、そうだったの？全然気づかなかった。』
佐久間「Aちゃんって、相当鈍感だね。笑」
『なんか、ごめん。』
佐久間「謝ることじゃないよ。大丈夫！」
『ありがとう。』
佐久間「俺こそ。あ、そいえば、手紙、ありがとう。すっげぇ嬉しかった！」
佐久間「絶対、また会おう！コンサートにも来てほしいし！」
『うん！約束！』
佐久間「みんなも、手紙、喜んでたよ！」
『本当？よかった。』
電話を切る前、佐久間くんは、
ちゃんと、Aちゃんの想い。
俺らに届いたから！
そう言ってくれた。
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水無月(プロフ) - 久しぶりに、胸がキュンキュンする小説に出会えてとても嬉しかったです。色んな方の小説を見て過去1私が好きな物語でした。ありがとうございます。 (2月21日 15時) (
レス) @page50 id: 5020027ae0 (このIDを非表示/違反報告)
SnowMan Love - 蓮くんの優しさに感動したり、仕草や行動にきゅんとしました!最初から最後まで楽しんで読ませていただきました!新作も読むのが楽しみです♪あと、38ページのふっかさんの名前の漢字、「辰也」じゃなくて「辰哉」です。 (2022年7月16日 21時) (レス) @page38 id: 7a72ebc835 (このIDを非表示/違反報告)
すのめめ(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます！そう思ってもらえて嬉しいです❤️これからもよろしくお願いします！ (2022年1月22日 7時) (レス) id: e7bd81323b (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - しょぴおめでとう🥲🥲わたしもおめでとう🥲😔🥲🥲 (2022年1月22日 7時) (レス) @page49 id: db269da091 (このIDを非表示/違反報告)
すのめめ(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいお言葉です！ありがとうございます！楽しんで頂けるよう、頑張ります。これからもよろしくお願いします😊 (2022年1月19日 22時) (レス) id: e7bd81323b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのめめ | 作成日時：2022年1月11日 18時
