一目惚れ２

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ん.............



目を開けると、外が明るい。



寝息が聞こえて、横を見ると、

ベッドに寄りかかるようにして、

康二くんが寝ていた。








.............頭、痛っ.......







昨日、康二くんに、ぎゅっとされて、

頭を撫でられた。までは覚えてるけど、

そこから記憶が全くない。



念のため、着ている服を見る。

でも、乱れているところはない。






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.............あぁ.............


昨日の私は、本当にどうかしてた。


康二くんの言う通り、外では。

じゃなく、当分お酒は辞めよう。








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康二くんを起こさないように、

ベッドから降りて、近くにあった

タオルケットを、フワ。とかける。




ゆっくり、寝室を出て、

お手洗いを探して、入った。




入ってすぐ、鏡があって、

ちらっと、映る自分を見て驚いた。







『えっ！！！！！』








思わず、鏡にへばりつき、

自分の首元を見る。






な、何これ。

昨日、確かに、首に痛みが走った。




こ、これって.............

キスマーク.............？





あれ、しかも、なんで.............

3つもあるの！？



痛みを感じたのは、一度だったのに。






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康二くんに聞きたいことはたくさん

あったけど、とりあえず、

膀胱がはち切れそうだから。








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トイレから出て、また寝室へ

寝ている康二くんを、揺すって起こす。





『ねぇ、康二くん！起きて！』


康二「ん.........おはよ、Aちゃん」


『おはよ。じゃないよ！ねぇ、これ何っ？』




私は、自分の首を指さした。









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康二「キスマーク」


『それは分かってるよ！私が聞きたいのは、なんで付けたの？ってこと。』


康二「あぁ.............Aちゃんが俺のこと、煽ってきたんやん」


『あ、煽ってッ///』


康二「それだけで、抑えれた俺を褒めて欲しいくらいやわ」






昨日の自分の失態を思い出し

恥ずかしくなる////








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康二くんは、うーーんと伸びをして、

ベッドにピョンと飛び乗ると、

ゴロン。と寝転んだ。



そして、おいで。と手招きをする






私が渋っていると、もぉ。と

身体を起こし、私を引っ張った。






『わ//』









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