✳︎４６ ページ46
.
.
翔太「明日仕事？」
『うん。』
翔太「じゃぁ明日チケット渡す」
『わかった。』
翔太「今日は、お疲れ様。また明日よろしくね」
『うん。お疲れ様。』
翔太くんと電話を切ると、
蓮くんが、なんだったの？？と
聞いてきた。
.
内緒だ。って言われたし、
メンバーだからこそ、この話は
しちゃいけない気がして。
繋がれた手をするっと離して、
キッチンへと立ち上がる。
蓮「え、無視？」
『無視じゃないけど、私からは言えないから。』
『いつか、ちゃんと翔太くんから、教えてくれるんじゃないかな？』
蓮「.........わかった。それまで待つ。、、、けど、なんでしょっぴーのこと、翔太くん呼びなの？」
あ。
2人の時だけって忘れてた。
『........そう呼んで。って言われたから。』
仕方ない。
素直に言うしかない。
.
蓮「なにそれ。めっちゃメンバーに気に入られてんじゃん」
少し、怒ったような声で言う
蓮くんに、びく。となる
『ごめん.........』
蓮「いや、俺も、ごめん。怖い声出して..........」
『うん.........』
蓮「あぁ...........。Aちゃんのこと好きすぎて、俺、余裕ない。ダサいね..........」
ソファーに座る蓮くんは、
頭を抱えて丸まった。
そんなサラッと、好きなんて
言えるのがすごい。
まず。その時点で、ダサくはない。
私は、ゆっくり蓮くんに近づいて
横に座ると、背中をトントンする。
こんな行動。自分でも驚いている。
体が勝手に動く。って
こう言うことなんだろう。
.
『別に、気に入られてるとかじゃないよ。他のスタッフより、私の年齢がメンバーと近いから、友達感覚で話してくるだけだよ。』
蓮「そんなの、わかんないじゃん」
蓮くんは、顔を上げ、私を見る。
蓮「ねぇ。Aちゃんにとって、俺って、恋愛対象.............？」
恋愛、対象............
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1488人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すのめめ | 作成日時：2021年12月5日 21時
