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胸を貫かれたミツバ君は力なく床へ倒れ込む
光「な、何すんだテメェ！！」
少年の背後から拳を振りかぶる源君だったが
ひらりと躱され壁へ打ち付けられる
「源君！」
？「ねーミツバぁ君は俺に願ったよね
�爐澆鵑覆竜�憶に残りたい�瓩辰�
一人だけで満足？違うでしょ？ねえ？ミツバ」
少年の言葉にミツバ君の顔が恐怖に歪む
「貴方何なの...」
なんとか絞り出した声で少年に問いかける
？「俺は怪異さ
何か一つを代償に呼び出した者の願いを叶える」
(花子くんと同じ...)
？「あまねが叶えるのは生きた此岸の者の願いごと
そして俺が叶えるのは死んだ彼岸の者の願いごと
彼は願って俺は応じた だから俺は願いを叶える
俺のやり方でね」
ゴトンと何処からか古びたラジオを取り出す
？「さあミツバ 君の願いを叶えてあげるね！
サクラ！準備できたヨー」
サ「わかった」
ラジオからはサクラと呼ばれた少女の声が聞こえた
小さなノイズ音が聞こえたあと
少女は小さく話だす
『...こんな噂を知ってますか？
�狆差澹�の首折りさん�瓠�
ミツバ君の体がドクンと跳ね上がる
『中等部の昇降口に出る首の折れた幽霊のお話
彼はとても寂しがり屋の幽霊なので
あなたに話しかけてくるかもしれません
「ねえ...僕のこと忘れちゃった？」』
(ミツバ君の様子がおかしい...)
光「三葉...！」
『もしも彼の名前を答えられなかったなら
その時は首を折られて彼と同じ姿に
されてしまうでしょう』
そこまで話終わるとまた不快なノイズ音が響く
ミ「ああああああああああああ」
ミツバ君の苦しそうな声が廊下に響き渡る
光「嘘だろ 三葉...っ」 「ミツバ君...っ」
？「...さあ これできっと
みーんな君のこと忘れられなくなるよ
良かったね！ミツバ！」
叫び声が止んだと同時に
ミツバ君の姿は怪異へと変わっていた
？「七不思議は人と怪異の関係を
正しく保つと言うけれど
そんなものは必要ない 人も怪異も望むように
在ればいいのさ
それで壊れちゃうような世界なら
壊れた方がいいんだってそう思わない？」
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
