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七不思議が二番目
【ミサキ階段】
生徒達を異界へと誘い
その身を千にも万にも引き裂いてしまう…

花「ここがその【異界】
安否は別として…居なくなった生徒もみんな
このどこかに居るはずだよ」

「ここが…」
辺りを見渡しながら歩いていくと
ガラクタに紛れて日本人形が何体も並べられている。
顔に二と書いた紙を張っていて
異質な感じが漂いまくってる、、。

境界の道は全部水没していて寧々先輩が
軽く水をつつく。

「寧々先輩??顔色悪いですが、大丈夫ですか?」

寧「あ、、いや、Aちゃん気をつけてね!
転んじゃうとびしょ濡れになっちゃうから!」

「あぁ、はい。寧々先輩も、、前見て歩いた方が良いですよ」

光「おい花子!
何も居ねーぞ
引き裂かれるんじゃなかったのかよ?」
源君が先頭を歩く花子くんに問いかける。

花「そんなすぐにはやらないよ
早々におしまいじゃつまんないだろ?
ちょっとずつちょっとずつ削ってくのが
タノシーんじゃん」

「性格悪…」 光「シュミ悪ぃーな…」
寧々先輩なんてさっきより顔色悪くなってるし

花「そりゃそーさ
俺達は七不思議 学園の怪異を束ねる七つ頭として
より多くのヒトに知られていなくちゃならない
だから俺達はヒトを脅かす 楽しいこと
優しいものより嫌なこと怖いものの方が
ずーっと記憶に残るだろ?」

(確かに、一理あるけど、、、)

花「…とはいえ今回の二番はやりすぎだ
こんなことはさっさとやめさせないと」
花子くんが前へ向き直ったその時だった。

ジリリリン ジリリン

階の先の鳥居の前にある黒電話が鳴り響く。

寧「で、電話…?」
寧々先輩がゆっくりと電話に手を伸ばす。

光「あっ先輩!」

寧「もっもしもし 」

電話の相手は何も答えない

寧「あのっあなたは…」

?「…あたしミサキ…」

「ミサキって…」

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設定タグ:地縛少年花子くん   
作品ジャンル:アニメ
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ほまれ(プロフ) - Rainさん» ...嬉しすぎて泣いちゃいます...。少しずつですが、夢主ちゃんと共に成長していけたらと思っています。これからもよろしくお願いします* (2020年7月4日 0時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです!!夢主ちゃん好き………ほまれ様の文才能力分けて欲しいです〜 (2020年7月3日 23時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
ほまれ(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます*沢山楽しめるように頑張って書き進めて行きますね! (2020年6月28日 21時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
ミク - ほまれさん、頭良い!すごい。 (2020年6月28日 21時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほまれ | 作成日時:2020年6月28日 10時

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