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無事、依代が破壊されたようで
私達は寧々先輩のいる保健室へと向かった。
花「ヤっシロー！！！」
仕切りであるカーテンを勢いよく開けた花子くんは
寧々先輩へ乗りかかる
花「依代破壊おつかれサマ♡
これで五番が二番みたいに暴走する
シンパイはないね
学園のへーワは守られた！」
光「近ェ！！」
寧「花子くん…」
泣きそうな顔で花子くんを抱きしめる
(今はそっとしておいた方がいいかな..)
私は3人に気づかれないように
保健室を後にした。
「あ。そういえば荷物…」
気がつけば月明かりが差し込むほどに
暮れてしまった外を眺めながら正面玄関を
目指す私は荷物を書庫に
置いてきてしまった事に気がついた。
明日、取りに行こうかと考えたが
部活動もしていない私が朝早く学校に来ても
することもないので、
仕方なく土籠先生を探して
書庫に入れてもらうことにした。
(ちょうど聞きたいこともあるし。)
とりあえず、どこに居るか分からないので
書庫のある図書館へ戻ることにした。
つい数時間前に訪れた図書館まで
もう少しという所で先を行く土籠先生を見つけた。
「土籠先生」
土「ん？あァ、瀬川か、どうした」
「書庫に荷物を置き忘れてしまって」
土「そうか、なら俺も今から書庫に戻るから
とりに来るか？」
私は静かに頷く。
今の先生は、人間の姿に戻っていて
口調だけ書庫の時のままだ。
(なんか変な感じ...)
土「なんだよ、ヒトの顔じィっと見やがって」
「あ...いや、なんか変な感じだなと思って」
正直、怪異の時も見た目はさほど変わらないのだが
今まで気弱な人だと思っていた先生が
こんな風に話していると違和感がすごい
土「その言葉、そっくりお前に返してやるよ
教室でも静かで、突然準備室に来たかと思うと
俺の事疑ったり、あと」
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土「この間お前が倒れた時、
たまたま見えちまったんだよ。
お前が長袖に拘る訳は身体が弱いからじゃないだろ」
先生の全てを射抜くような目。
初めて見たのはミサキ階段の時だったが
2回目といえど、この目は苦手だ。
「...なんの事ですか？」
土「そんな身構えんじゃねェよ。
別に規定通り夏服を着ろなんて言わない。
だがな、俺はお前の担任だ。
理由くらい知っておかねェと誤魔化せねェだろ？」
依然として私を捉えるその瞳に小さく息を吐いた。
「わかりました。話します。
なのでとりあえず、書庫に入りませんか？」
主を失った書庫はさっきと違い
どこかもの寂しそうに見えた。
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ほまれ(プロフ) - Rainさん» ...嬉しすぎて泣いちゃいます...。少しずつですが、夢主ちゃんと共に成長していけたらと思っています。これからもよろしくお願いします＊ (2020年7月4日 0時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです！！夢主ちゃん好き………ほまれ様の文才能力分けて欲しいです〜 (2020年7月3日 23時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
ほまれ(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます＊沢山楽しめるように頑張って書き進めて行きますね！ (2020年6月28日 21時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
ミク - ほまれさん、頭良い！すごい。 (2020年6月28日 21時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年6月28日 10時
