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梅「あのね、普、確かにその宝物は
素敵なお話なんだけど...」
土「今は月じゃなくてお前の話を」
普「あー！見て見て」 梅「もー今度は何！？」
普「今日はもう月が見えるよ」
梅「あ！ほら！土籠先生がちゃんと巻かないから
包帯取れてる！！後で巻き直すからね！」
そう言って少年の書いた黒板の落書きを消す少女。
教師は救急セットを片付け始める。
普「2人はさ、月に行きたいって思ったことある？」
梅/土「んー？/あ？」
振り向くと窓際に立ち、月の光に石を翳す少年
普「俺はあるよ 月ってでかくて綺麗じゃん
だからかな…なんか、すげーいいとこな
気がしたんだよね」
土「バッ...危ねェ！」梅「普！？」
咄嗟に走り出す2人の足元に散らばる
救急セットとチョーク達。
土「さっさと戻って来い！」
少年に伸ばされたその手は渇いた音と共に弾かれた
普「ねー、2人はさ俺のこと
シンパイしてくれてんだよね」
土「...ああ」
普「俺の力になりたいって言った」
梅「そうよ」
普「ならいっこだけワガママ聞いて」
土「……いいよ」 梅「なぁに？」
普「やっりぃ じゃあこれもらってよ」
そう言って教師の手には月の石を
少女の手には小さなリボンが渡された。
梅「リボン？」 土「宝物じゃあないのか」
普「うん。
それ付けてたらさ
授業中、教室からでも見つけやすいからね。
土籠先生のは……...俺ねこの石見てると
自分もどこにだって行けるような気がしてた
でも
もうどこにも行かないって決めたから」
保健室のベットで眠る八尋が目を覚ました。
土「目が覚めたか」 寧「先生...今のって…」
俺は読んでいた本を閉じた。
土「二番の時も見たろ 依代に宿った記憶だ」
寧「じゃあ…先生が言ってた未来を変えた人って
まさか...」
土「柚木 普 昔の七番だ
普通の�猊甅瓩箸�いて�爐△泙有瓩汎匹爐鵑�
変わってるだろう
まァ...変わってたのは字面だけじゃあないが...
あの日の前日人類は初めて月へ行った
それがどれだけ特別な出来事だったか
想像するのは難しいかもしれんがな
今じゃ月は�犢圓韻訃貊雖瓩修譴�常識だ
でもあの頃は違った」
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ほまれ(プロフ) - Rainさん» ...嬉しすぎて泣いちゃいます...。少しずつですが、夢主ちゃんと共に成長していけたらと思っています。これからもよろしくお願いします＊ (2020年7月4日 0時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです！！夢主ちゃん好き………ほまれ様の文才能力分けて欲しいです〜 (2020年7月3日 23時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
ほまれ(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます＊沢山楽しめるように頑張って書き進めて行きますね！ (2020年6月28日 21時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
ミク - ほまれさん、頭良い！すごい。 (2020年6月28日 21時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年6月28日 10時
