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私は今、花子くん、寧々先輩、源君に囲まれている。
寧「さぁ、Aちゃん」 光「瀬川」
「え、でも私、本読んでないし...」
腕の中にいる物怪ちゃんに助けを求める。
(寝てる...)
「それに、私の秘密なんて知っても…」
寧「お友達なんだもの!知りたいの!」
光「そうだぞ!あ、あと花子もな!!」
花「え、俺も?」
寧々先輩と源君の熱い視線に負けたと言わんばかりの
花子くんと顔を合わせた。
「ほ、本当にしょうもないことなんだけど...
その...が...ピーマンが苦手…」
花「俺はドーナツが...好き」
、、、、、、、、、、。
寧「ドーナツ!!ドーナツだって!!」
光「ピーマンだ!!」
土「お前らバカか?」
光「だめみてーだぞ...瀬川、他には?」
寧「花子くん、何味?何味が好きなの?」
「あとは、玉ねぎも...ちょっと...」
花「ふつうの...」 寧「プレーン?」
土「……なるほどねェ」
ヤ「何がなるほどよ?」
土「いやァ...2人ともそんな顔もできるんだなァ...と意外ですねェ」
花「...なんだよ」 「...どういう意味ですか?」
土「なんせ俺は七番サマの秘密も未来も全部知ってるもんですから、今さら友人なんざ作る気はないものばかりかと...それに、瀬川は転校して来てからもう2ヶ月ぐらい経つが、誰かと一緒にいるとこもそんな風に笑ったりすることも見たのは初めてだからなァ」
(まぁ、クラスで話すのは源君くらいだし...)
改めて言われるとなかなかの問題児かもしれない。
土「...しかしまァ面白いかね
ガキ共!時間切れだ」
寧/光「!!!」
寧「待って待って!飼ってるハムスターとキスの練習をしてます!!」
光「ひじきが食えねぇ!!」
時間切れという言葉に焦ったのか
またしても2人は暴露を始める。
土「もういいもういい お前らに大した秘密がねェのはよーくわかった」
土籠先生の方を向いてぷるぷる震える2人。
ゆっくり近づく先生は
土「しねェよ」
ぽんっと2人の頭に手を置いた。
光「いーのか!?」
土「さっきのは冗談(みたいなもの)だ それに...
ちったァ面白いもんがみれたしな」
(私達のことかな)
花子くんはジト目で先生のこと睨んでるし。
土「ついて来な」
先生が書庫のランプの紐を引っ張ると
辺りから地響きが鳴り、本棚の隠し扉が開いた。
奥には綺麗な鉱石が輝く洞窟が続いている。
土「依代まで案内してやる」
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ほまれ(プロフ) - Rainさん» ...嬉しすぎて泣いちゃいます...。少しずつですが、夢主ちゃんと共に成長していけたらと思っています。これからもよろしくお願いします* (2020年7月4日 0時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです!!夢主ちゃん好き………ほまれ様の文才能力分けて欲しいです〜 (2020年7月3日 23時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
ほまれ(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます*沢山楽しめるように頑張って書き進めて行きますね! (2020年6月28日 21時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
ミク - ほまれさん、頭良い!すごい。 (2020年6月28日 21時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほまれ | 作成日時:2020年6月28日 10時