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小さい頃から祖母と暮らしていた。
別に両親が居ないわけではない。
学費も生活費もきちんと振り込まれている。
ただ、家族構成が他と違うだけ。
実際、祖母との暮らしに不満を抱いた事はなかった。
学校行事には必ず来てくれたし、休みの日には
お弁当をもって近くの公園まで出かけたり、、。
今考えてみると、私が寂しい思いをしない為の
祖母なりの配慮だったのかもしれない。
それに、こんな私にも親友と呼べる子がいた。
名前は 羽鳥 真由。
真由と出会ったのは2年前の春。
教科書を忘れた真由に声をかけたのが
きっかけだった。
「ね、一緒に見る？」 真「…いいの？」
「うん！」 真「ありがとう瀬川さん」
「Aでいいよ。私も真由ちゃんって呼んでもいい？」
「真由でいいよ。よろしくねA！」
それから2人が仲良くなるのに
時間はかからなかった。
移動教室もグループ学習も私の隣には真由がいた。
些細な事で喧嘩をしたことだってあったけど
次の日にはお互いケロッとしていたのだから
不思議なものだ。
大好きな祖母に友達。
自分でいうのもなんだけど
私は周りの人にとても恵まれていたのだと思う。
けれど、そんな私の日常は脆くも崩れ去ってしまった
真由と仲良くなって3ヶ月、
中学にあがって初めての夏休み。
一学期を締めくくる終業式も終え、
クラスメート達はこれから迎える長期休みに
浮き足立っていた。勿論、私も例外ではない。
夏期課題を横目に真由との予定が書き込まれた
スケジュール帳をぱらぱらとめくる。
真「A？どうしたの？帰ろうよ！」
「うん！あ、ねぇ真由…夏休みの」
真「Aさぁ…」 「ん？」
真「ううん！やっぱ、なんでもない！」
正門へ向かう途中、真由は何か言いたげだった。
私は変だなと思いながらも気に留めなかった。
そうして、迎えた夏休み。
長い長い１ヶ月の休み期間。
私は真由に会うことはなかった。
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ほまれ(プロフ) - Rainさん» ...嬉しすぎて泣いちゃいます...。少しずつですが、夢主ちゃんと共に成長していけたらと思っています。これからもよろしくお願いします＊ (2020年7月4日 0時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです！！夢主ちゃん好き………ほまれ様の文才能力分けて欲しいです〜 (2020年7月3日 23時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
ほまれ(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます＊沢山楽しめるように頑張って書き進めて行きますね！ (2020年6月28日 21時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
ミク - ほまれさん、頭良い！すごい。 (2020年6月28日 21時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年6月28日 10時
