検索窓
今日:24 hit、昨日:2 hit、合計:8,468 hit

14頁 ページ15

「へぇ、じゃあその依代ってやつを
寧々先輩が壊して境界から出てこれたのか、、」

寧「そうなの。でも、Aちゃんが無事で
本当に良かった!
なかなか目を覚まさなかったから心配してたんだけど、すぐに帰らないと行けない用事があって、、」

昼休み、源君は日直の仕事が
花子くんも何か用事があるとかで
今日は寧々先輩と2人でお弁当を食べていた。
ミサキ階段での出来事は私が途中で
気を失ってしまった事もあり
こうして今、寧々先輩から当時の話を聞いていたのだ。
けれど、突然寧々先輩の話が止まり、
不思議に思った私は寧々先輩の顔を見る。

「寧々先輩?顔、赤いですよ?
日陰、いきますか??」
そろそろ夏も近づいて来た頃と言うこともあり
流石に日向に居続けるには厳しい時期に
なってきたのかもしれない。

寧「う、ううん!あの、違うの、その、、
えっと、Aちゃん、、聞いてくれる??」

明らかに様子のおかしい寧々先輩。

「???」

寧「あの、ね、花子くんの事なんだけど、、」




「え?花子くんが寧々先輩を好きかもしれない、、、、??」
私の言葉に更に顔が赤くなる寧々先輩。

どうやら、私がまだ眠っていた頃
花子くんが元気の出るオマジナイと称して
寧々先輩の頬にキスをしたんだとか。

(確かに、、思い返してみれば
普段やたらと寧々先輩に引っ付いているような、、、。)

「寧々先輩はどうなんですか?」
私がそう言うと
寧「でも、タイプじゃないのよねぇ〜」
と頬に手を当て溜息をこぼす。

丁度そこでチャイムが鳴り
結局話が終わる前に教室に戻ることになった。

「でもまぁ、寧々先輩がもし本当に
花子くんの事を好きなら私は応援しますよ。」

中等部へ差し掛かるところで
寧々先輩にそういうと、
彼女の顔が更に紅潮したのは言うまでもない。

15頁→←13頁



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:地縛少年花子くん   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ほまれ(プロフ) - Rainさん» ...嬉しすぎて泣いちゃいます...。少しずつですが、夢主ちゃんと共に成長していけたらと思っています。これからもよろしくお願いします* (2020年7月4日 0時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです!!夢主ちゃん好き………ほまれ様の文才能力分けて欲しいです〜 (2020年7月3日 23時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
ほまれ(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます*沢山楽しめるように頑張って書き進めて行きますね! (2020年6月28日 21時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
ミク - ほまれさん、頭良い!すごい。 (2020年6月28日 21時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほまれ | 作成日時:2020年6月28日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。