12頁 ページ13
いつの間にか私達4人の周りには
沢山の日本人形が集まっていた。
(時間、、、!
もしかして、、、)
砂時計を確かめる。
「砂が、、、落ちきってる、、!」
寧「そんな…あとはあそこに置くだけなのに…」
焦る私達などお構いなしで
人形達は笑い続ける。
遅刻する子はだーれだ
花子くんと源君はそれぞれ包丁と雷霆杖を
構えてこれから襲ってくるであろう敵に備える。
私と寧々先輩も薄暗い周りを見渡す。
視界の端に何かが見えた。
それは、大きく開いた髪切りバサミ、、。
花「伏せろ!!!」
花子くんの言葉に全員しゃがむ。
あと1秒でも遅ければ、、、。
背中を冷たい汗が流れ落ちる。
ドクドクと波打つ鼓動を感じながら
夢中になって階の門へ逃げた。
けれど、門は閉まったまま。
(逃げられない、、、。)
どうしよう、、と振り向いた時、
私の足は進めなくなってしまった。
遅刻する子はお前だ
紙が剥がれた日本人形に足を掴まれていたのだ。
ヒュっと渇いた空気が喉を通る。
花/光「セガワ!!/瀬川!!」
寧「Aちゃん!!」
振り向くと私の頭上には
さっきの髪切りバサミが大きく開いて私を狙っていた。
(あぁ、私、死んじゃうのか、、。)
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほまれ(プロフ) - Rainさん» ...嬉しすぎて泣いちゃいます...。少しずつですが、夢主ちゃんと共に成長していけたらと思っています。これからもよろしくお願いします* (2020年7月4日 0時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです!!夢主ちゃん好き………ほまれ様の文才能力分けて欲しいです〜 (2020年7月3日 23時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
ほまれ(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます*沢山楽しめるように頑張って書き進めて行きますね! (2020年6月28日 21時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
ミク - ほまれさん、頭良い!すごい。 (2020年6月28日 21時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほまれ | 作成日時:2020年6月28日 10時