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?「この階の上にある学び舎で
生徒にものを教えていたの
でもここで身を裂かれて殺された
丁度あなたが立っているところでね
ねえあなた あたしの身体探してくださいな
これじゃあ何も出来ないわ…」

寧「ま、待って!葵は…」

不安そうな寧々先輩に手を伸ばす。

?「まずは腕 右の腕ーー
この手であたし白墨を使って字を書くの
急いでね じきに授業が始まるわ」

ガチャン

七不思議は言いたい事だけ言うと
電話を切ってしまった。
そして、背後から不気味な音が聞こえてきた。
音のする元へ視線を移すと
大きな砂時計がひっくり返っていた。

光「…ふん 時間制限付きってことかよ」

そして、砂時計の向かいには
【腕此方】と書かれた祠があった。

寧「あそこに腕を置けば先に進めるのかな…?」

花「さあ?でも何かは起きるだろうね」

花子くんがそう言うと寧々先輩は
俯いてしまった。
そんな寧々先輩を励ますように源君は
先へ進もうと促す。

花「やめたほうがいーんじゃない?」
花子くんの反論に少しムッとする源君。

花「七不思議ってのはね
自分の支配する領域内ではサイキョーなんだよ」

「花子くんの場合、トイレってこと?」

花「そうそう!セガワは飲み込みが早くて
助かるヨ!
だから、もし道を外れて怒らせたりしたら
どーなるか…試してみたいなら止めないけどぉ」
にやっとした笑みを浮かべ更に源君を挑発する

寧「ひとまず言われた通り腕を探してみよっか
電話の声からして女の人の右腕よね」

光「先輩がそう言うんなら…」

(寧々先輩の言うことは聞くのね、、
わかりやすい、、。)

花「そーそー探しモノも案外タノシーよ
ほら見て少年」
そういい、近くにあった桐箪笥を探る花子くん
そして、、
花「おたから発見」
そう言い、如何わしい本をぴらりと開いて源君へ見せる。

寧「も〜私達こっち探してるからね
行こうAちゃん。」
寧々先輩は呆れたようにそう言い、
私の手をひこうとしてやめた。

寧「あ、ごめんね。またびっくりしちゃう所
だったよね?」
あはははと空笑いをする先輩の手をとり歩く。

「行きましょう寧々先輩。
こっちの方なんか色々ありますよ?」

私の行動に驚いたかと思いきや、
すぐにふふふと笑いながら歩き出す寧々先輩。

「先輩、何で笑ってるんですか?
少し気持ち悪いですよ、、?」

寧「なんでもないもん!」

寧々先輩が手をきゅっと握ってくれたのは
きっと気の所為。

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設定タグ:地縛少年花子くん   
作品ジャンル:アニメ
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ほまれ(プロフ) - Rainさん» ...嬉しすぎて泣いちゃいます...。少しずつですが、夢主ちゃんと共に成長していけたらと思っています。これからもよろしくお願いします* (2020年7月4日 0時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです!!夢主ちゃん好き………ほまれ様の文才能力分けて欲しいです〜 (2020年7月3日 23時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
ほまれ(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます*沢山楽しめるように頑張って書き進めて行きますね! (2020年6月28日 21時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
ミク - ほまれさん、頭良い!すごい。 (2020年6月28日 21時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほまれ | 作成日時:2020年6月28日 10時

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