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久しぶりに会ったAは、
___ 変わらず綺麗だった。
.
紫耀「ひさしぶっ,」
そう言いかけたところで、
?「あっ、もしかして?」
俺のうしろで男の声がした。
『あっ、優太さん!!丁度良かった。』
Aの言葉で、俺は後ろを振り返る。
振り向いた先に立っていたのは、
Aと同じ年くらいの、人の好さそうな男性だった。
(..この人がAの結婚相手っ、)
Aは席を立ち、
俺の近くまで来た。
でも俺を少し通り過ぎ、その優太さんとやらの腕に手を通す。
『良かった、もっと遅くなると思ってたから。』
優太「いやぁ、本当にいいタイミングだったみたいで良かったよ!」
『あっ、ごめんね?立ちっぱなしで。こちら結婚相手の岸 優太さん。』
優太「どうも、初めまして。岸です。」
「あっ...どうも。」
『で、この子が弟の紫耀。』
優太「初めまして。」
(やっぱりこの人がAと結婚するんだ...)
目の前で淡々と繰り広げられている状況に頭が追い付いていかない。
『とりあえず、席に着こっか?』
Aは優太さんの着ていたジャケットを預かり、ハンガーへとかけていた。
異性に対して、こんなにも甲斐甲斐しい姿のAを見るのは初めてだった。
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作者名:秋風 | 作成日時:2020年7月9日 3時