検索窓
今日:11 hit、昨日:8 hit、合計:45,782 hit

24 ページ24



『もしかして、お腹空いてなかった?』




そんな俺とは反対に,




いつもと変わらず落ちついている様子のA。




「え、いやっ..起きたばっかりだから。後で食べるよ。」




『そう。...じゃあ、私はこれで。』




そういって出口へと向かうA。




(やっぱり、俺のこと弟としか...)





そう思うと悔しくて。





「俺がアイツを殴った理由は...」





今しかないと思った。





「Aのため..だから。」




Aはその場で止まり、驚いたように俺の方を振り返った。




「俺、耐えられなくて。
他の男がAのことを”そういう”目で見たり話したりするのが...」





『紫耀...』





「...何で俺の姉ちゃんなの?俺はAのことが..」



.







”好きだ”って言いたかったのに...





Aはその言葉を聞く前に、俺の部屋から出て行ってしまった。





(何で...だよ。)





想いをちゃんと伝えてもいないのに...







.



その日から、




Aは俺との距離を完全に取るようになっていった。

25→←23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
設定タグ:平野紫耀 , 岸優太 , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:秋風 | 作成日時:2020年7月9日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。