#ｲﾇ、ｶｲﾎｳ? ページ42
平side
ジンと一緒に走って、廉くんがいる体育倉庫に向かった。
平「…廉くんっ！！」
神「…大丈夫か！？」
廉くんの側で脅していた奴らは、どこかに消えていた。
すぐに俺は廉くんの拘束を解いてあげた。
ひどいっ！！廉くんの腕に拘束された痕が残って…！許さないっ…！
永「紫耀…？」
平「俺、廉くんのこと…もう2度と離したくない…！」
廉くんを引き寄せ、ぎゅっと抱きしめた。
廉くんは、俺が守るんだっ…！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
永side
生徒達が集まるステージに紫耀達は、戻り、そこに…さっき負けたれおが、何か持ってやってきた。
れお「持ってきました…。」
平「おう。たしかに貰った。帰っていいぞ。」
れおは、悔しそうな表情で、すぐさま帰っていった。
平「ほら、犬。お前の残りの借金100万だ。これで全額返金できたぞ。」
れおが持ってきたスーツケースには、100万円きっちりと入っていた。
永「紫耀…ありが…！！」
紫耀が、急に俺の口元に指を当て、俺の言葉は遮られた。
まるで、礼はいらないと言っているように…。
そして、紫耀は俺の首輪に手をかけた。
ｶﾁｬｶﾁｬ…
永「…！？」
…紫耀は、俺の首輪とポチ札を外した。
平「借金が返せたお前は…もうポチでもないし、俺の犬でもないな。」
平「…お前はもう自由だ。」
紫耀は、軽く微笑みながら、そう言って俺の首輪とポチ札を持って去っていった。
俺は、ただ呆然と紫耀の去っていく背中を見つめてその場から動けないでいた…。
ざわざわ…。
男子「マジで…！？」
女子「廉くんは、もう会長様の犬じゃなくなった…」
橋「…って事は、もう会長と犬のコンビ、見れなくなっちゃうの！？」
ラッキーアイテム
カードケース
ラッキーナンバー
8
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Rainbow(プロフ) - ほのぼのさん» 嬉しい〜、ありがとうございます(^^) (2021年7月17日 12時) (
レス) id: bebaa568ed (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの(プロフ) - すごく好きなお話なので、続きをとても楽しみにしています！！ (2021年7月17日 0時) (レス) id: 414fcdeeee (このIDを非表示/違反報告)
Rainbow(プロフ) - にぼしさん» ホントですか！？ありがとうございます(T-T)続きお待ちくださいっ！ (2021年7月13日 12時) (レス) id: bebaa568ed (このIDを非表示/違反報告)
にぼし - もっと見たいです!続きまってます！ (2021年7月12日 12時) (レス) id: 99322da85f (このIDを非表示/違反報告)
Rainbow(プロフ) - みーーさん» ありがとうございます(*^^*) (2021年6月7日 12時) (レス) id: bebaa568ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rainbow | 作成日時：2021年6月4日 22時
