会長様と犬☆★☆★ (ページ2)

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ﾗｽﾄｸﾘｽﾏｽ① ページ2

平side

これは…紫耀と廉に危機が迫る前のお話。

生徒会室では、紫耀が大量の提出書類にハンコを押していた。

永「しょおー。」

平「ん？」

永「手伝うで。」

平「いいから、いいから。廉は、ゲームでもしといて。」

永「分かった、紫耀は優しいな。」

そう言って、廉はゲームを始めた。

永「紫耀、もうすぐクリスマスやな！」

平「そうだねー。早いなぁ…。」

もうすぐクリスマスだ。今年も本当にあっという間だったなぁ。

永「今年は、サンタさん来てくれるかなぁ…？」

平「え…？」

永「サンタさん！いい子にしてたら、プレゼント貰えるんやで！でも、俺、今年ちゃんといい子にしてたかなぁ…？」

平「えっ…。」

もしかして！廉、未だにまさかのサンタさん信じてる人！？

高校生にもなって、サンタを信じてる…そんなヤツいねーだろ。

いや…ピュアで純粋な廉ならあり得る！！

平「廉は、何が欲しいの？」

永「俺は…ゲームと白米と服かな！！」

平「なるほど…メモメモ…。」

永「紫耀は？」

平「俺は…ギャンブルと廉がいてくれたらそれでいい。」

そう言ったら、廉はポカンとしていた。

俺クリスマスの夜、バイト決まったわ…

ピュアな犬のプレゼントのためのバイト…。

準備しないとねっ☆★